50代女性は、一族経営のトップに立つ社長への不満を綴る。年中無休の24時間フル稼働で、年末年始でも有給休暇を使えない。有休を希望すれば”欠勤”扱いになるが、「それでも休みたければご自由に」という会社だ。
しかし社長と事務員は、大晦日と正月三が日の休みはしっかりと取っている。その間、社長は北海道旅行に出かけたという。そんな社長には40代の娘がいる。彼女は独身で、「社長は会社のお金で一軒家を建て、あまり乗らないのにレクサスを買い与えている」という状況だ。
それにひきかえ社員はボーナスがなく、交通費さえも支給されない。給料も県で定められた最低賃金で、長く勤めても昇給することはない。職場界隈の会計士の間では、「社長が不正を働いているのは無言の承知」だ。それでも誰も社長を批判することはできないようだ。
定時に帰ると「いつも早く帰るけど習い事でもしてるの?」
パート保育士の40代女性も前述の投稿と同様、有休を使うと欠勤扱いにされると嘆く。会社に有休制度はあり、義務化された年5日の取得実行も促されている。しかし、自由に使える状況ではなく、年末年始やお盆などに強制的にあてがわれるという。
「以前はそれも無休だったので、今はもらえるだけましと思うしかない。でも定時に帰ろうとすると、『いつも早く帰るけど習い事でもしてるの?』と言われるのは辛い。サービス残業をしないと嫌みも言われます。時給で働いているのに……」
会社は、遅くまで残って仕事する人=頑張っていると評価する風潮にあるという。そのため、テキパキと仕事して早く帰る人は評価されない。女性は「くだらない評価基準です」と呆れている。
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