先日、5ちゃんねるに「在宅勤務がヤバすぎると話題に」というスレッドが立っていた。スレ主は現在テレワークに移行しているようだが「一日中ベッドでゴロゴロしてしまって全然仕事ができない」と嘆いている。
普通に考えればさっさと起きて仕事をするべきなんだけど、まあ中にはこういう人もいるってことだ。特に朝が弱い人なんて、通勤の間に気持ちの切り替えをしている場合もあるだろうから、それがないと脳みそがお休みモードということもない話ではない。
スレ主は他にも「こんなんどうやって自分を律するねん」とか「もう普通に出社させてくれ、テレワークとか普及せんでええわ」とも書き込んでいる。よほどテレワークがお気に召さないご様子だ。
まあ色んな人が世の中にはいる。テレワーク最高! と感じて仕事の能率が増している人もあれば、このスレ主のような人もあるということだ。しかし、どうもこう考えているのは、彼だけでもない様子……。
テレワークは意外と人を選ぶ働き方なのか?
このスレッドには、スレ主以外にもテレワークに対してなかなか身が入らないという人の書き込みがあった。一部を引用の元紹介させていただくと、以下の通りとなる。
「常にビデオ通話だから監視されてる気分になる」
「思ったより捗らん」
「外で子供大騒ぎしとるし、憂鬱や。仕事にならん」
「周りが業務報告する中何も書くことなくてどうすればええか困っとる」
などなど。結構テレワークを持て余している人の声は目立った。もちろん中にはストレスフリーで最高、という声もあるけど、どちらかと言えばテレワークへの否定的な意見が目立っている。
個人的にはテレワークって、宿題に似てるように感じている。宿題って、一応みんなやらなきゃいけなかったものだけど、学校でしっかり授業は受けることができるのに宿題はしてこない子供とか結構いたものだ。
そういう子供って、教師が監視している場ではちゃんと勉強するんだけど、家に帰ってしまうと途端にやる気を喪失してしまう。本人も「あ~宿題せんといかん」と思ってるんだけど、どうしてもノートを開く気すら沸かない。
そうこうしてるうちに眠くなって……で、翌日罪悪感で目が覚める。在宅勤務って、どうにもその性質と似ている部分があるように、僕は感じるんだけどみんなはどうだろうか。
ただ、だからと言ってテレワークが身につかないまま時間だけが経過するという話ではない。宿題はやらずに済んでも、仕事はやらなきゃいけないものだから、どうしたっていずれは必死になって働くことになる。
恐らく今、テレワークに気持ちが向かないという人たちだって、もう少しすれば心に「焦り」のブーストがかかって、本来通りのパフォーマンスを発揮できるはずだ。そうして気づくと緊急事態宣言期間も終わり、また元の平和な日常に戻るはずである。