ある日突然パート降格、40代女性の壮絶ブラック談「”管理部を君に任せる”と辞めた上司がノコノコ復帰してきた」 | キャリコネニュース - Page 2
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ある日突然パート降格、40代女性の壮絶ブラック談「”管理部を君に任せる”と辞めた上司がノコノコ復帰してきた」

40代女性は当時、正社員として管理部で勤務していた。ある日、管理職以外の全員に突然の解雇通達が出された。その際、パートに降格するなら残れる旨も提示されたという。

「私は時給契約になりましたが、とりあえず受け入れました。男性社員は転職する人が多く、中には腹いせにデータを消したり、データを持ち出したりする人もいました。会社は辞めた人の代わりを派遣で埋めていました」

派遣社員とのトラブルも絶えなかった。「話が違う」と激高され、上司と派遣リーダーが衝突。こうした最中、事態は一変した。

「はっきり言って上司は何も仕事をしない人で、それでも業務は回っていました。でもそれでは回らないと気づき、パートになったヒラの私に『管理部を君に任せる』と宣言。引き継ぎもなくデータもごちゃ混ぜの状態で業務を丸投げし、辞表を出したのです」

「辞めた人たちが、どんだけ楽していたかも気づきました」

結局、管理部に残ったのは、女性と派遣社員の3人だけだったという。

「引継ぎやデータがない中、3人でかつていた正社員5人分の業務量をこなしました。でもなんと、残業もせずに余裕で回ったのです。派遣さんは仕事ができたし、協力もしてくれました。おかげで今までわからなかった部署全体の仕事も把握できました。同時に辞めた人たちが、どんだけ楽していたのかも気づきました」

その後、前に解雇された正社員の一人が復帰することになった。裁判で不当解雇が認められたという。

「ドヤ顔で戻り、給料も以前と同じです。代わりに派遣さんは退くことになったのですが、その彼は輪をかけて仕事をしなくなりました。派遣さんの方が全然マシでした」

さらになんと、

「辞表をだした、あの上司も戻ってきました。しかも今度は部長として。結局は元鞘ですが、部を捨てた人間がノコノコよく戻れんなと呆れました」

その後、女性は第二子出産に伴って退職した。会社から感謝される形での円満退職だったが、「いわゆるブラックな職場でした」と綴っている。

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