新型コロナでも出社を強要する”昭和的上司たち”「リモートを選ぶなら評価を下げる」「パソコン足りないから交代で出社して!」 | キャリコネニュース
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新型コロナでも出社を強要する”昭和的上司たち”「リモートを選ぶなら評価を下げる」「パソコン足りないから交代で出社して!」

出社とか……

出社とか……

先日、39県を対象に緊急事態宣言の解除が発表された。首都圏をはじめとする7都道府県は、引き続き5月31日まで自粛要請になる。解除の地域があるとはいえ、新型コロナウイルスの猛威に油断は禁物だ。

そうしたなかキャリコネニュースには、出社させられる状況に不満の声も寄せられている。東京都の30代女性は、

「ノートパソコンの台数が少なくローテーションでの在宅勤務になるため、結局は『出社してください』とのことです。ノートパソコンぐらいこの機会に増やせばいいのに。我社は昭和で止まっているようです」

という。大阪府でIT・通信系の会社に勤務する20代男性も、“昭和的上司”に出社を強いられている一人だ。(文:鹿賀大資)

パソコンが使えない上司の衝撃発言「リモートを選ぶなら評価を下げる」

男性の会社では社長の英断もあり、早い段階からリモートワークに向けた環境が整っていた。しかし例の上司が「リモートを選ぶなら評価を下げる」と発言したことで、全員が半強制に出社することになったという。男性はその理由について、

「上司はパソコンのスキルがありません。リモートで仕事が出来る自信がないから、みんなを脅すようにして反対を唱えているだけです。結局のところ、いるだけ上司、というスキル不足と器の小ささを露呈した結果になりました」

という。男性は「尊敬する度合がゼロになったので、落ち着いたら転職活動をする予定です」と綴っている。

メーカー系で事務・管理職をする東京都の30代女性は、社長が在宅ワークを気に食わないという理由で出社を余儀なくされている。

「社長の『在宅だと仕事ができないのではないか』という一存で決まりました。それだけでフル出勤になるのは理解できません。そのくせ営業は在宅を許可されています。ただ家でゴロゴロしてアクビをしながら電話に出ているだけですが……」

女性は「出勤しても特に仕事はない」といい、「転職も視野に入れ始めている」という。

思わず身震い!数カ月も洗っていないマスクを着用する上司

金融・保険系で働く大阪府の50代女性にいたっては、

「『何があるかわからないから毎日出社して』と言われ、結果的に上司の仕事を押し付けられるだけです。そんな上司はマスクをしていません。しかもマスクの着用が生じた際には、机の引き出しに眠る数か月も洗っていないマスクをつけています」

とのことだ。

東京都で事務・管理職をする30代女性は、派遣先での出社状況に不満を募らせる。女性の担当は、システムの利用方法などについて客から問い合わせを受ける窓口業務だ。派遣先に転送する環境が整っていないため、出勤を強いられている。

「それでも4月の中旬から交代で在宅勤務になりましたが、週3日は出勤しています。渋々受け入れた感じは否めませんが。また派遣先でマスクを配ってもらえることになり、喜んだのもつかの間。いきなり濃厚接触の定義が変わり、感染者が出てもマスクをしていれば濃厚接触者ではないことになったのです」

女性は「派遣会社を通して改善要望していますが、現時点で変化はありません」とこぼしている。

※キャリコネニュースでは引き続き【新型コロナ】緊急事態宣言でも出社しなくてはいけない人「新型コロナで人間関係にヒビが入った人」に関するアンケートを募集しています。

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