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「賃上げの花が舞い散る…」 安倍首相の俳句にツッコミ殺到「散っちゃダメだろ!」

各地でお花見シーズンを迎える中、安倍晋三首相が詠んだ俳句にツッコミが殺到している。首相は3月31日、東京・永田町の首相官邸の庭を散策して満開の桜を鑑賞。「風が吹いたので、ここで一句」と前置きしながら、記者団を前に自作の句を読み上げた。

「『賃上げの 花が舞い散る 春の風』。お粗末でした」

消費増税で賃上げが「舞い散る」?

賃上げの花が散りませんように……

賃上げの花が散りませんように……

安倍首相としては、メディアに向けてちょっとしたサービスをしただけかも知れないが、ネットではこの俳句に対してツッコミが相次いだ。

「おい、散ってどうするんだ」「散っちゃダメだろ」
「安倍ちゃんこういう部分ほんとセンスないんだよなー」

今年の春闘では、大企業を中心にベースアップが相次いだ。せっかく賃上げの花が咲いているのだから、ここで「舞い散る」では困るというのだ。

奇しくも同日、参議院で2015年度税制改正関連法が可決。2017年4月から消費税率10%への引き上げが決まった。そのため、「消費増税によって賃上げが舞い散るということか」と解釈する人もいた。

日本の伝統的な価値観を重んじる政治観を打ち出してきたのだから、安倍首相には「俳句ぐらいちゃんと詠んで欲しい」といった期待や失望も。「春」と「花」で季語が重なっているのもセンスが悪い、という感想もあった。

また、この句は即興で作られたものと思われるが、事前に用意していたのなら「スピーチライターを更迭するべき」という書き込みもあり、散々な言われようだ。

「花咲き誇る」「花が満開」にすればよかった

では、安倍首相は「舞い散る」ではなく、一体なんと詠めばよかったのだろうか。ネットでは「花が満開」などとすればよかった、という声が多い。「賃上げの 花咲き誇る 春の風」といったもので、これなら意味も字数もぴったりだ。

一方、「舞い散る」まではそのままで、下の句に「あとは枯れるを待つばかりなり」などと付け加えて短歌とすれば収まりがいい、という皮肉もあった。「賃上げの花が舞い散る春の風 アベノミクスも夢のまた夢」という感じだ。

報道によると、安倍首相はその後、記者団から「景気は何分咲きか」と問われると「7分咲きぐらいにはなってきたのかな」と回答。「この風にのって景気を全国に届けたい」と話したという。果たしてアベノミクスの恩恵は、今後中小企業や地方にも行き渡るだろうか。

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