6月も中旬に差し掛かり、夏のボーナスが支給された人も多いことだろう。しかし今年は新型コロナウイルスの影響で勤め先の業績が落ちたという人も少なくはない。実際、どの程度ボーナスに影響しているのだろうか。
キャリコネニュース読者の30代男性は「50万円。コロナで2週間休業もあったが、ほぼ例年通り支給された」(メーカー系/年収450万円)と綴る。一方、「もらえるだけありがたい」という声のほか、
「夏は一応例年並みだったが、冬は下がる可能性がある」(50代男性/金融・保険系/年収1200万円/ボーナス120万円)
「コロナの影響は冬からでしょう」(30代男性/不動産・建設系/年収600万円/ボーナス110万円)
と冬のボーナスを心配するものの、夏に関しては例年通りだという人もいた。
「コロナの影響で残業も無くなり月々の収入も減っている」
メーカー系勤務の30代男性(年収500万円)は、「コロナで減産によりボーナス激減」という。通常は40万円ほど支給されるが、今年は10万円だったと明かす。同じくメーカー系勤務の30代男性(年収500万円)は、
「年収における賞与の比率が高いので額に不満あります。幹部はもっと貰っているので必ずしも貰っているとは思わない。コロナの影響で残業も無くなり月々の収入も減っているので」
としながらも、「もらえるだけましと思わないと」と綴った。みずほ総合研究所の調査によると、民間企業の2020年夏のボーナスは1人あたり9.2%減で、「リーマンショック以降の大幅なマイナスを見込む」としている。
支社長「過去最高の売り上げ!」→社員のほとんどが前年よりマイナス
“もらえるだけマシ”という声があがる一方で、全く支給されないという声もあがっている。IT・通信系企業勤務の30代男性は、夏のボーナスはなしだといい「コロナのせいだと思う」(年収650万円)と綴る。マスコミ系の30代女性(年収400万円)も、
「コロナの影響でボーナスなしと4月に入った時点で言われました」
という。
また、流通・小売系の50代男性(年収450万円)は「会社の売り上げは過去最高、しかしながら本社の指示で利益はマイナス(数千万)の案件を受注するなど全く儲かっていない」と綴る。
「支社長は『過去最高の売り上げと件数だ!十分な成果が出た!』と息巻くが、社員のほとんどが前年よりマイナスだった。私のボーナスは30万円前年度比較マイナス50%以上」
ほかにも、「元々ブラックで求人広告のボーナスと詐欺並みに違う。コロナ関係なく酷いボーナス」(40代女性/金融・保険系/年収250万円/ボーナスなし)という人もいた。
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