新人が定着しない職場の特徴「指導方法は”見て覚えて”だけ」「古株社員が結託して新人いびり」 | キャリコネニュース
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新人が定着しない職場の特徴「指導方法は”見て覚えて”だけ」「古株社員が結託して新人いびり」

新人が定着しない職場の特徴は?

新人が定着しない職場の特徴は?

せっかく新人が入ってきても、すぐに辞めてしまう職場の共通点とは何だろうか。ガールズちゃんねるに6月25日、「新人が定着しない職場の特徴」というトピックが立った。トピック内にはさまざまな意見が挙げられており、例えば

「そこの会社の独自ルールを、一般常識だと思っている職場」
「よくわからない通過儀礼がある。『これを経験したら一人前』みたいな」

と「会社の常識=社会の常識」と思い込む同僚たちに嫌気が刺した、という人も多かった。(文:石川祐介)

「自分の立場を守りたくて仕事を教えない人もいる」

研修や指導方法に問題があるというコメントも散見される。

「ウチの職場も『見て覚えて』って言われる。教えてくれてもメモも取れない速さで話す。聞き返すとムッとされ無視される」
「教えるより自分がやった方が早いって人が多いと新人育たないよね。『見たらわかるでしょ』がデフォの職場で、先輩に『私が入った時もそうだった。自分で頑張るしかない』と諭されたことある」

ちゃんと教えてくれず「見て覚えて」などと投げやりな指導をする先輩社員は少なくない。ただ、「忙しすぎて教育に時間をかけない職場!自分の事で必死だから教える時間ももったいない」という声も見られたように、自身の業務に追われてしまい十分な指導できないケースもあるようだ。

「自分の立場を守りたくて仕事を教えない人もいる。『私がいないとダメなんだからー』と言いたい人 」
「『新人=雑用係』の流れができてしまってる職場。新しい人でも入ってこない限り、延々させられる」

とは言え、自分の保身のためだったり、新人がすぐ辞めることが当たり前になりすぎてしまい、そもそも重要な仕事を任せる気がなかったりなど、適切な指導を受けられない背景は職場ごとに複雑なようだ。

一方で「初期の方はちゃんと教えてもらえるんだけど、ある程度出来るようになったら責任の重い仕事をいきなり一人でさせられて長時間の残業が毎日」という声も。人手不足からか、指導を受けた後に段階を踏まず、すぐに責任ある仕事を任されて潰れるケースもあった。

「新人置いてけぼりになりがちな職場」

このほかにも「意地悪な先住社員、パートがいる」「パワハラ中年おじさん、おばさんがいる」と人間関係に関する意見も相次いだ。ただ、いじわるな先輩や上司は一般的な会社にも存在するが、

「勤続年数長い人しかいないから、新人置いてけぼりになりがちな職場」
「古株達が変に結託して、新しいものを寄せ付けない雰囲気を醸し出してる」

と新人が定着しない職場では、長く勤務している社員が熟練されたコンビネーションを見せ、新人が過ごしにくい雰囲気を醸し出す”新人いびり”を仕掛けてくるようだ。

「人手不足倒産」という言葉を耳にする機会が増えており、新人を育てないと数年後の会社存続が危うい職場が増えている。なにより、そこで働く先輩社員自身の業務も減らないだろう。新人が定着しない職場では、その理由をいま一度分析し、対応を講じることが急務なのではないだろうか。

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