クラウドサービスをAPIでつないで疑似的にERPを作る方法 | NEXT DX LEADER

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クラウドサービスをAPIでつないで疑似的にERPを作る方法

【必見!】フライクのSalesforceシステム連携図を大公開! より

この動画で学べること

  • さまざまなITツールをAPIでつないだ「疑似的なERP」の実例を知ることができる。
  • 業務領域ごとに効率化を支える最新ITツールにどんなものがあるのか垣間見れる。

こんな人におすすめ!

  • 各部門でバラバラのITツールを使っている「個別最適」な状況に困っている担当者。
  • 基幹業務の「統合システム」が欲しいけど高すぎて手が届かないと悩んでいる担当者。
  • 基幹業務システムの統合による「DX」で会社の業務効率を上げていきたい担当者

30ものITツールをSalesforceで「統合」

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
Salesforceを中心に、さまざまなクラウドサービスをAPIでつないで、業務のしくみを組み立てる実例を知ることができるよ。

企業には会計や人事、生産、物流、販売などさまざまな業務はあるけど、大企業であれば、いわゆるERP(統合基幹業務システム)を使って、基幹業務の統合や一元化ができる。ただ、それをやるには億単位の費用がかかるんだよね。

それを中小企業で疑似的に実現するのが、この動画で紹介しているSalesforceを中心とした「システム連携」の方法だ。DXのコンサルティングなどを行っている株式会社フライクにおける事例を紹介したもので、この会社では30ものITツールを使って業務を行っているという。
DXを学びたい男性
具体的には、どういうしくみになっているの?
DXに詳しいロボット
業務領域は、採用系の「HR領域」、営業系の「マーケティング・セールス領域」、総務系の「バックオフィス領域」、社員や取引先とのコミュニケーションツールなどの「共通領域」で整理されている。

これらの領域では、例えば会計ソフトのfreeeや電子契約のクラウドサインといった専門サービスを使って、部分最適なシステムが組まれているけれど、それらのすきまをSalesforceで埋めることで、ERPのように統合された基幹業務システムができている。

データが自動的に溜まり、効率的に使いまわせる

DXを学びたい男性
営業系では、例えばどんなしくみがあるの?
DXに詳しいロボット
ホームページから送信された問い合わせ情報は、インバウンドマーケティングなどを得意とするHubSpotに登録され、さらにSalesforceの「リード(見込み客)」に送られる。さらに、対面やzoomで名刺交換をした情報をsansanに登録し、その情報がSalesforceに送られるしくみになっている。

こうしておくと、リードに見込み客のデータが自動的に溜まっていくしくみになっているから、「営業先が足りない!」といったことが減るわけだね。
DXを学びたい男性
システムが統合されていると、ひとつのデータを効率的に使いまわしできるのか。
DXに詳しいロボット
HR領域でも、「HR hacker」というサービスを使って、採用ページを効率的に作成し、Yahoo!しごと検索やスタンバイ、indeedなどの求人媒体に自動掲載できる。そこから来た応募は、Salesforce上で「応募管理・求職者情報」として管理し、履歴書等はboxに格納。Salesforceで選考プロセスを管理し、HubSpotでメールを送る、といったやり方だ。

なお、フライクはDXのコンサルティング会社なので、普通の会社から見ると重複しているとか過剰感があったりするかもしれない。でも「こういうサービスがあるのか」「こう連携すればいいのか」といった点が参考になる中堅・ベンチャー企業は多いと思う。

また、フライクでは「第10回Salesforce全国活用チャンピオン大会」に応募したけど落選したプレゼン動画も公開しているので、あわせてチェックすることをおすすめするよ。

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YouTube:【必見!】フライクのSalesforceシステム連携図を大公開!

考察記事執筆:NDX編集部

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