DXに関する検定試験制度にはどんなものがあるの? | NEXT DX LEADER

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DXに関する検定試験制度にはどんなものがあるの?

【2022年版 DX検定 用語集】過去問題で覚える最重要DXキーワード150を徹底解説 より

この動画で学べること

  • 一般社団法人 日本イノベーション融合学会が主催する「DX検定」の概要が分かる。
  • 「DX検定」合格の早道となる勉強法が分かる。

こんな人におすすめ!

  • 「DX」についてほとんど知識がないけど、何から学べば分からない人。
  • 組織を動かすマネージャーとして「DX」について一通り学びたいと考えている人。

「DX推進アドバイザー認定試験」と「DX検定」がある

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
「DX検定」という検定試験に合格した人が、検定試験の概要と勉強法について解説しているよ。ネットの情報を整理すると、いま「DX」を冠した民間検定試験には、大きなものが2種類あるらしい。

1つ目が、一般財団法人 全日本情報学習振興協会が主催する検定だ。基本編が「DX推進アドバイザー認定試験」、上級編が「DXオフィサー認定試験」、基礎編が「DXパスポート試験」という。
DXを学びたい男性
どういう内容を勉強するの?
DXに詳しいロボット
課題は3つある。第1課題が「DXの現状」で、「第1章 DX総論」「第2章 業種別DXビジネスの現状」「第3章 DX企業の現状」。

第2課題が「DXの技術」で、「第1章 AI」「第2章 IoT」「第3章 クラウド」「第4章 その他の技術」「第5章 デジタルマーケティング」「第6章 情報セキュリティ」。

第3課題が「DXの展開」で、「第1章 DX人材」「第2章 DXの方法論」「第3章 DX関連制度・政策」という構成になっている。

なお、DX推進アドバイザー検定DXオフィサー検定の試験の違いは、後者は問題数が多くて記述式の問題を含み、試験時間が長いという違いがあるそうだ。
DXを学びたい男性
もう一方の検定はどんなものなの?
DXに詳しいロボット
こちらは一般社団法人 日本イノベーション融合学会が株式会社ネクストエデュケーションシンクと連携して実施する「DX検定」で、「DX推進アドバイザー認定試験」や「DXオフィサー認定試験」と名前が似ているけど、主催も内容も違うものだ。

「知らないとまずい」と思える言葉も少なくない

DXを学びたい男性
どういう内容を勉強するの?
DXに詳しいロボット
課題は「IT先端技術トレンド(IT)」「ビジネストレンド(BT)」の2つ。「IT」は、AIとソフトウェア/IoTとハードウェア/ロボット技術等/ビッグデータとデータサイエンス/クラウドコンピューティングと開発/サイバーセキュリティとネットワークの6分野。

「BT」は、次世代ビジネストレンド/戦略・理論(思想としてのIT)/業務(しくみとしてのIT)/商品(商品としてのIT)/サービス(サービスとしてのIT)/IT機器(道具としてのIT)の6分野で構成されている。

試験のスコア(点数)によって検定で得られる呼称が異なり、800以上だと「DXプロフェッショナルレベル」、700以上は「DXエキスパートレベル」、600以上は「DXスタンダードレベル」になる。

なお、同じ主催者で「DXビジネス検定」という試験もある。これは「DX検定」シリーズの第2弾で、「DX検定」の出題範囲よりさらにビジネス領域の裾野を広げ、DX入門者から全ての企業人が対象となるDXビジネス検定試験とのことだ。
DXを学びたい男性
で、動画で解説しているのはどっちなの?
DXに詳しいロボット
後者の「DX検定」だよ。投稿者の「地方移住ラボ」さんによると、DX検定に合格するためには、出題領域の用語をまんべんなくマスターすることが重要で、再重要DXキーワードは別途ブログにまとめられている。

正直言うと、2つの検定制度はともに「言葉だけ丸暗記していても実際に役立つのかな」と思うところもある。でも、非エンジニアであってもデジタル技術を使った会社の改革に携わらなければならない中で「これくらい知らないとまずいでしょう」と思える言葉が少なくないのも事実だよね。

実際にはその言葉や概念を知らない人も多いわけで、そういう人は改革手法が狭まってしまう。英語でも歴史でもそうだけど、まずは言葉を知識としてインプットして、それを入り口にしてさらに詳しい領域を勉強していく。そういうきっかけにはなると思ったよ。

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考察記事執筆:NDX編集部

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