三重県庁のDXは「デジタル人材の確保・育成」から着手する | NEXT DX LEADER

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三重県庁のDXは「デジタル人材の確保・育成」から着手する

県民のために進める三重県のDX(Udemy Business ご利用者の声)(Full ver) より

この動画で学べること

  • 現在推進中の三重県庁のDXのコンセプトや進め方の概要が分かる。

こんな人におすすめ!

  • 「うちにはDXなんて関係ない」と思っている地方自治体の幹部・管理職。
  • 組織全体を変えるDXの進め方に悩んでいる企業の担当者。

「地域間競争に取り残される」という危機感

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
オンライン動画学習プラットフォームUdemyによる動画なんだけど、内容は三重県庁が推進しているDXの取り組みだった。

県庁職員が語っているんだけど、地方自治体が進めるDXとしてすごく深く理解し考えているんだなと、県民の方がうらやましくなったよ。
DXを学びたい男性
どんなふうに進めてるの?
DXに詳しいロボット
そもそも「デジタル社会推進局」という組織名がすごいんだけど、DXを進めていかなければならない理由として局長が説明していたのは、それをしないと「地域間競争に取り残されて、遅れていく」という危機感だ。

これはたぶん、県としてDXを進めていかないと、県民サービスが古びて住民が離れていってしまうという意味なんだろうけど、その側面だけでなく、古い職場環境や働き方では優秀な職員が集まらなくなってしまう、という理由もあるのではないかと思う。
DXを学びたい男性
行政をサービス業と考えると、人に依存するところは大きい。
DXに詳しいロボット
そこで三重県は、行政手続きのデジタル化やデータ連携・利活用といった「サービスのDX」、業務プロセス改革や働き方改革の推進といった「組織のDX」に先立って、前提となる「人材の確保・育成」「DX推進基盤の整備」を行ったという。

職員が変われば、仕事の進め方もサービスも変わる

DXを学びたい男性
それで、オンライン動画学習はどういう関係があるの?
DXに詳しいロボット
DX推進の大前提となる「人材の育成」に活用したのが、Udemyのeラーニングコンテンツというわけ。研修を職員に受けさせつつ、デジタル事業推進課デジタル改革推進課といった組織に配属して、さらに全庁のDXを推進させていく、という進め方が素晴らしい
DXを学びたい男性
DXは最終的に人や組織、企業文化まで変えていく必要がある、と言われるけど、最初に人や組織を変えている。こっちのアプローチの方が、継続性があるのかもしれないね。
DXに詳しいロボット
局長は県庁DXの進め方の方針として、(1)県民サービスが変わる、(2)仕事の進め方が変わる、(3)職員の働き方が変わるという順番で説明しているけど、人材を「前提」としているというころは、取り組みとしては逆だったんだろう。

職員の知識や行動を変えると、仕事の中身や進め方が自然と変わり、県民サービスも変わっていく。普通の企業の場合でも参考になるのではないだろうか。

また局長は「DXによって、時間的な余裕が生まれたりとか、心の余裕が生まれたりして、ひとりひとりが幸せに暮らしていけるように、というところを目指す」と言っていて、そのコンセプト自体も正しいな、と思った。

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YouTube:県民のために進める三重県のDX(Udemy Business ご利用者の声)(Full ver)

考察記事執筆:NDX編集部

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