「未経験エンジニア転職」は本当にオススメできないの? | NEXT DX LEADER

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「未経験エンジニア転職」は本当にオススメできないの?

未経験エンジニア転職は無理ゲー【実体験を基に解説】 より

この動画で学べること

  • 「未経験からエンジニアへ」の転職に成功した人の実体験が聞ける。
  • 「未経験からエンジニアへ」の転職を目指す場合の留意点が聞ける。
  • なぜ「未経験エンジニア転職」を安易に考えてはいけないのかが分かる。

こんな人におすすめ!

  • エンジニアスクールに通って「高給職種への転職」を目指そうと考えている人。
  • 人手不足だから「エンジニアであれば未経験でも仕事はあるだろう」と考えている人。
  • 未経験から本気でエンジニア転職したいけど、何からやればいいか分からない人。

9割の未経験者に「まともな内定先はない」説

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
YouTubeを見ていると「プログラミングスクールに通って、未経験でエンジニアへの転職をしよう」という広告や動画をよく見るけど、経験者が「無理ゲー」(かなり困難でオススメできない)と言っているよ。

詳しくは動画を見てもらいたいけど、「NEXT DX LEADER」としては「エンジニア転職は止めた方がいい」というネガティブな捉え方だけではなく、投稿者のおにぽっぽさんがどうやってスキルを身につけて転職できたか、の方にも注目したい。
DXを学びたい男性
投稿者さんはどういう経歴の方なの?
DXに詳しいロボット
私大の理系大学院を修了した後、鉄道系の会社に入って通信設備の運用・保守に携わっていたけど、人間関係などに疲弊して退職してしまった。

そこで、別の会社の経理・財務の仕事に転職したが、将来性に不安を感じてキャリアチェンジを決意。最終的にはAWSのテクニカルサポートと、AWSエンジニアの2社の内定をもらうことができたそうだ。

でも、同じことは「ほとんどの人にはお勧めできない」という。人手不足の中で転職自体は可能だけど、「9割の未経験者にまともな内定先はない」のが実態で、おにぽっぽさんは残りの1割になれただけだという。

簡単に内定が出たら「職務内容や年収を疑え」

DXを学びたい男性
漠然とエンジニア転職じゃなく、AWSエンジニアまで絞り込めたんだ。
DXに詳しいロボット
おにぽっぽさんが最初にやったのは、ネットワークやサーバー、プログラミングの基礎知識に関する入門書や初級者向けの教材を読み漁ること。そして全体像を把握し、自分の志向に合った領域を見出した。

HTMLやCSS、JavaScriptなどをやってみたけど、「これじゃないな」と考え、自分に向いている、やりたい分野としてLinuxやAWSを選び、掘り下げた勉強に4~5か月、500時間以上を費やしたという。

そして、ITパスポートCCNA(シスコ技術者認定)、AWS認定CLF(クラウドプラクティショナー)、SAA(ソリューション アーキテクト アソシエイト)、DVA(デベロッパー アソシエイト)、SOA(シスオプス アドミニストレーター)といった資格を取得した。
DXを学びたい男性
結構たくさんの資格を取ったんだね。
DXに詳しいロボット
そのうえで、あえて「経験者枠」に応募し、転職エージェントではなく、WantedlyやGreenのカジュアル面接、それと企業のホームページから応募をしたという。

最初の会社の「通信設備の運用・保守」を経験としたのかもしれないけど、それ以外に、動画で明かしているように資格取得を含めた「自分がやってきたこと」およびできること、「自分がこれからやりたいこと」「企業側がやってもらいたいこと」がいかに一致しているかを、自分の口から説明した方が得策だという判断があったのかもしれない。
DXを学びたい男性
なんかエンジニア転職、できそうな気になってきたけど。
DXに詳しいロボット
おにぽっぽさんが注意を呼び掛けているのは「簡単に内定が出たら、職務内容や年収を疑え」ということ。安い給料で雑用ばかりさせられて何のキャリアも積めない、年収も上がらないような会社に入ってはどうしようもない。

また、おにぽっぽさんは「入ってからがスタート」「一生勉強」とも言っている。スキルを売るエンジニアは、スキルの陳腐化のリスクにさらされやすい。他人任せにせず、主体的に勉強することが、キャリアアップには欠かせないね。

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考察記事執筆:NDX編集部

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