元BIG4のDXコンサル「大企業のビジネス目線でデジタルを語れ」 | NEXT DX LEADER

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この動画で学べること

  • BIG4のコンサルファームでDXプロジェクトに関わっていた人の話が聞ける。
  • DXコンサルとして働くために必要なスキルや視点に関するヒントが得られる。

こんな人におすすめ!

  • DXコンサルとしてコンサルファームで働いてみたいと考えている人。
  • 社内のDXプロジェクトへコンサルファームの参画依頼を検討している担当者。

予算申請を通すための「資料作り」をサポート?

DXを学びたい男性
この動画ではどんなことが学べるの?
DXに詳しいロボット
いわゆるBIG4のコンサルティングファームで、DXのコンサルタントとして働いていた方が、体験談を話しているよ。

この方が働いていたファームでは、業界や顧客を受け持つ「インダストリー」と、テクノロジーなどの専門性を有する「ファンクショナル」のチームが、縦軸と横軸となって一緒にプロジェクトを作ったり、プロジェクトの中で同じチームで働いたりする体制だったという。
DXを学びたい男性
マトリックス組織というやつだね。
DXに詳しいロボット
BIG4は大企業の案件がほとんどだから、「インダストリー」が受け持つ既存顧客取引の中で新しく課題提起をしてプロジェクトを作っていくことが多い。

この方は、DX推進室の部長や課長をカウンターパートに、プロジェクトの推進を支援するPMO(Project Management Office)のメンバーとして、社内にDXチームを立ち上げるためにプロジェクト期間内にどういう組織形成をすればいいか、などの提言をしていたらしい。
DXを学びたい男性
具体的にはどういう支援をしていたのかな?
DXに詳しいロボット
DXコンサルの仕事としては意外かもしれないけど、最終的には「予算」の申請を通すための資料を作ることがゴールになっていたという。

他社事例などを調査して「どういうチーム組成でやるべきか」「どういう取り組みをすべきか」といったモデルやパターンを抽出しつつ提言を行い、どういう内容を資料に盛り込んだら役員など上の人たちは喜ぶのか、といったところも踏まえるという。
DXを学びたい男性
なんとなくまどろっこしいけど、大企業相手のコンサルとなるとそういうポイントになるんだろうな。
DXに詳しいロボット
組織的な問題で進捗が遅いことも多く、「DXをガンガン進めるぞ」と意気込んで入ると、意外と前に進まなかったりするらしい。

新規事業のプロジェクトでも、あらかじめ方向性や答えが決まっていて、それをどう進めていくのかといった部分から入ることが多く、ベンチャーなどの事業開発とは違うとも言っていた。

技術の成長状況を広く整理し、議論できることが大事

DXを学びたい男性
DXコンサルであっても、まずは大企業の組織に関する課題をクリアしなければならないことには変わりがないんだね。
DXに詳しいロボット
そうだね。でも、その一方で、大企業のプロジェクトは中小企業とは異なり、新規性の高いものも多いし、実務を通じて新規事業やDX推進に関するノウハウが溜まりやすいというメリットもあったようだよ。
DXを学びたい男性
ファームでDXコンサルとして働くには、どういうスキルが必要なんだろう。
DXに詳しいロボット
この方は「ビジネス目線でデジタルを語れるようにすること」だと言っている。ビジネス目線でいまのデジタルや技術を語れることが大事で、要するに「市場として成長するのか?」「そこでの競争要因は何なのか?」ということだ。

あとは、単一の得意分野だけでなく、IoTやクラウド、AI、VR、ブロックチェーンといったテクノロジーの発展状況をマクロ視点で見て、それぞれがいまどういう成長段階なのかを整理して議論できるようにしておくことが大事だという。

DX推進に伴走してくれる優れたコンサルタントは、どの企業でも欲しいところだけど、どういうスキルや視点で仕事をしているのか興味のある人は、ぜひ動画を見てほしい。

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考察記事執筆:NDX編集部

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