35年のパチンコ生活にピリオドを打てた理由は”子猫”という50代女性
50代女性(サービス系/年収400万円)は、約35年にわたってパチンコを打ち続けてきたが「トータルで負けていません」というから驚きだ。しかしここ1年以上、そんな勝ち運からも見放されるようになった。
「やめようと思っても、なかなかやめられない日々でした。夜勤後に寝ないでパチンコ店に行ったこともありました」と当時の苦しい心境を明かす。しかし、一匹の猫が彼女の人生を変えた。
「『このままでは本当に生活していけない』と思っていた時に、子猫を飼いたいと思ったのです。そこから一大決心で、やめようと思いました。家族にも宣言し、今は1か月くらいパチンコ屋に行ってません」
40代男性(メーカー系/年収450万円)は、約10年前までパチスロにのめり込んでいた。「完全に病気でした。今はもう、やりたいとも思いません」と当時の状況を語る。
「昔の4号機は1日で20万円くらい勝てることがよくあり、当たるまで注ぎ込んでいました。でも次第にお金がなくなり、サラ金からも借りるようになってしまい……。お金がなくても行きたい気持ちは抑えられず、気づくと借金は600万円以上。もう支払いができなくなり自己破産をしました。それでやっと、やめることができました」
「強制的に現金がない状態を作らないと、絶対にやめられないと思います」
「競馬歴33年、パチンコ歴27年」と語るのは、50代男性(金融・保険系/年収700万円)だ。いずれも負け越しており「競馬は総額6000万円以上 パチンコは総額1000万円くらい」と、費やした額が自身の年収の10倍に。
そんな二刀流の超絶ギャンブラーだが、今のところ自粛しているという。
「パチンコは、やめられました。でも競馬は、借金をしてまで続けていました。特にここ数年は、年間のマイナスが酷かったです。700~1200万円の負けが5年も続き、ついにギブアップしました。妻にもバレて、すべてを白状し、個人再生に至っています。今は手元に現金がないので、競馬もやめられています」
男性は現在、返済額の軽減を求め、裁判所に任意整理の申請をしている。また所有していたクレジットカードの利用も停止され、借入できない状態にもある。こうした現実を踏まえた上で、
「私のような病的依存性は、強制的に現金がない状態を作らないと、絶対にやめられないと思います」
とコメントしている。
※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」や「お酒の失敗エピソード」などのアンケートを実施しています。
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