バチェロレッテ2、美紀ママの「最終面接」が強烈すぎた | キャリコネニュース - Page 2
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バチェロレッテ2、美紀ママの「最終面接」が強烈すぎた

というか、面談前のインタビューから美紀ママは面白かった。「自分自身も家族も心が豊かになれるような経済力もあってほしい」という言葉は一生胸に刻んでおきたい。

過去シーズンを振り返るとバチェラー・バチェロレッテ自身が規格外のお金持ちであったことから、今まではご両親たちもお金に無頓着な人が多かった気がする。

一方で、美紀ママの意見はとても現実的だ。「スポーツ選手をいつまで続けるのか、その後はどうするのか」と突っ込んでいく。娘の事業だっていつ上手くいかなくなるかわからないわけで(もちろん、尾崎さんの事業はIPO目前でとても上手くいっているとは思うが、それでも「会社経営」と聞くだけで心配なのが親心だろう)、経済的には心配が少なければ少ないほど嬉しい、というのが本音なのは当然である。

美紀ママが二人にした大きな質問は「娘のどこが好きか」「信念は何か」「将来のキャリアプラン」である。「愛」「人生」「金」について、どのような考え方をしているか、一発でわかる質問を持ってきた。

質問の意図を汲めなかった長谷川氏

長谷川恵一氏(36)は、愛についてはともかく、「人生」についても、「金」についても、満足な答えを出せていなかった。特に「人生」について、すなわち「信念」についての質問の答えは、本当に良くなかった。

彼は、「あなたの信念はなんですか」と聞かれたのにもかかわらず、「今まで自分のことしか考えていなかったのに、彼女との将来を考えるようになりました」と全くズレた答えをよこした。私は、これを聞いた瞬間、「もしかして、長谷川終わったのでは…?」と頭を抱えた。自分の中の「長谷川ふんわりしたことしか言わなくても尾崎さんの恋心でファイナルローズ選ばれる説」に急に自信が持てなくなった。

全体的に、尾崎さんは「質問に答えない/質問の意図を汲み取れない」人間を見つけると即座に切り捨てる癖がある。小出さんと中道くんの例を思い出してもらうとわかりやすいだろう。

小出さんは、「鎧を脱ぎたい、どうすればいい?」と聞く彼女に対し、「脱ぐ必要はない」と答えた。それは彼の優しさと誠実さだと思うが、「鎧を脱ぎに来た」彼女からは、「質問の意図を全く理解していない」と判断され落とされてしまった。

中道くんは、「真面目な話をしたい。恋愛についての価値観の話をしよう」という流れのように見える場面で、「苦手な食べ物」の話を始めた。彼女からは、やはり「質問に答えない/やる気あんのか?」と判断され、落とされてしまった。

彼女の経営者としての眼が、無意識のうちか意識的にか、「質問に答えない、質問の意図を汲み取れない人間」を遠ざけるのかもしれない。彼女は、「緊張して全然喋れなかった、ウフフ」と言っていたが、実は母親と対話する様子から彼らを採点していたのではないか。

逆にマクファーこと佐藤マクファーレン優樹氏(28)は、尾崎さんに見られている場面でも見られていない場面でも、質問の意図を的確に理解し、一貫した答えを出し続けていた。彼の人生観には間違いなく一貫性がある。一貫性があることだけが良いことだとは思わないが、一貫性があるからこそ、尾崎さんからの信用を得ることができたのだろう。

というかあの3つの質問、相手の人生観・恋愛観・将来性を評価する時に、最低限の労力で相手を評価できる魔法のラインナップだ。並の人生を送ってきた者にはとてもじゃないけれどあの質問は叩き出せない。きっとそんな美紀ママに育てられてきた尾崎さんも、私たちの想像以上の傑物なのだろう。ぜひどこかで尾崎ママにあらゆる人々の本質を見極めてもらうリアリティショーをやってみてほしい。絶対面白いと思う。

 

 

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