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「年間500万円勝つパチプロの親戚に弟子入りしたい」年収200万円の人の書き込みに思うこと

画像はイメージ

パチンコ大名人こと松本ミゾレである。大名人とか言っておきながら、今年はパチンコは打たずにパチスロだけ打って45万のマイナスを打ってひっくり返っている。先日のコラムで書いたように、もう遊びながら45万を取り返すのは僕には無理なんで、今年はパチンコホールには出向かないと決めている。

ところでみなさんは、パチンコという趣味を、ただ金がなくなるだけの娯楽だと考えているのではないだろうか。結論から言えば「おっしゃる通りでございます」って感じで、99%のユーザーはやがて負けてしまうもの。ただし残る1%のユーザーは、パチンコを娯楽ではなく仕事と考え、見事に勝ち残っていく。これを昔からパチプロなんて呼んできた。(文:松本ミゾレ)

パチプロになれば勝てるのか

さて、昔はよくVシネとかでパチプロ物の映像作品がリリースされていたんだけど、その背景には実際に勝ってる人がそこそこいたことが大きい。90年代は「梁山泊」というパチンコ攻略集団が存在したし、独自に攻略法を見出してホールから出玉を抜きに抜くということも、あったようだ。

パチンコは釘の調整次第で回転数が変動する。回転数とは、ヘソと呼ばれる部分に玉が入賞する数を言う。このヘソに入賞した際に初めて大当たりの抽選がなされるので、単純によく回る台はそれだけ粘る甲斐があるということになる。

パチプロとなると釘を見る目も培われているんで、一目で良い調整の台を見抜くことができる。他にも打ち方で玉を増やす手段はあるが、現在ではそれを禁止するホールが多いので無理に実践しようとしなくても良い。後はなるべく長い時間遊技するだけだ。

こうやって書き表すと簡単なように見えるけど、長時間座りっぱなしで台と向き合うというのは結構な拷問。興味がない台であっても調整が良ければ確保するので、遊びとして向き合えない。僕には到底無理と感じられる遊技スタイルだ。いやはや凄い。

知人にもパチプロはいるんだけど、毎月数十万のプラスを計上している。確定申告をしているかどうかは未知数だが、所得として申告しなければならない年収となっていることは確実だ。それこそ「今月は運が良くて、120万浮いたよ」みたいな話を、表情も変えずに漏らしていたこともあったっけ。羨ましい……。

そんなパチプロに憧れる人ってのは今もいる。先日、5ちゃんねるに「親戚のパチプロ(50歳)が惨め社会人の俺よりいい生活してて弟子いりしようか悩んでる」というバカみたいなスレッドを立てた人もそんな中の1人。

彼曰く、親戚は年間500万ほど勝っているのだとか。一方彼自身は年収200万ちょいの社会人で、どうしてもその親戚に憧れてしまってるようだ。

しかしパチプロというのはしんどいもので、当然親戚からもそれについては告げられたみたいだが、それでも「今のド底辺社会人でみじめな毎日送るよりいい」と書き込んでもいる。

「俺が今から30年以上その生活(パチプロのこと)できるとは思えないけど、正直今の馬鹿でもできる仕事続けても底辺人生のままなんだよなぁ。それなら自由がある方がマシなのかなぁって夢見ちゃう」

もうすっかり、勤労意欲は失せている様子だ。まあ、年収200万円台だとそうもなるよね。

年500万円稼ぐパチプロは凄いけど、毎日ホールに行って打つだけの生活ってつまらないと思います!

スレ主はすっかりパチプロの親戚に憧れているご様子。でも、遊び打ちができないパチンコにずっと挑むのってマジでしんどいと思う。

それこそ僕の場合、これはパチスロの話になるが10年ほど前に完全攻略(目押しを完璧に実践すること)前提であれば機械割が100%を超え、長時間打てばほぼほぼ負けない時期があった。

版権モノだったが、その絵柄が正直苦手で、できることなら打ちたくなかった。ところが当時はちょっと個人的な事情で(というかまあ、どうしても欲しい高額怪獣人形があり)お金が必要だったので、毎日のように仕事としてこの機種を攻略していた。

結論、当然機械割が100を超えているし、まだ若くて目押しもバッチリだったのでプラスになったんだけど、本当に毎日まいにち憂鬱で仕方がなかった。

パチプロとなると毎日がこういう感じなんだろうなぁと察するし、これを365日続けるのは相当しんどいに違いない。スレ主が果たしてどの程度パチプロに向いているのかは分からないけれど、書き込みを見る限りではあまりパチンコに明るくない様子。これは大丈夫なのだろうか。

それに、親戚に弟子入りすると息巻いてるけど、それもどうなのか。プロは目立たず抜くのが鉄則。下手に弟子なんか抱えちゃって、しかもその弟子が甥っ子なわけでしょ? そんなの親戚のおじさんからすれば何のメリットもないわけだし。

あと、年収200万ぐらいしか稼げなくたって、ちゃんと社会人として働いていたわけで。この親戚は「なまじ稼げたから続けてたら社会復帰できなくなった、死ぬまでやるしかなくなった」とも語っていたというが、やっぱり、わざわざドロップアウトして先行き不透明な娯楽産業に寄生することもないよなあ。

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