アガリ症が知っておきたいタモリの名言 「緊張できることをやらせてもらっていることを、幸せだと思うことだよ」 | キャリコネニュース
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アガリ症が知っておきたいタモリの名言 「緊張できることをやらせてもらっていることを、幸せだと思うことだよ」

考え方をいかに変えるか

考え方をいかに変えるか

人前に出ると緊張してうまくしゃべれない。テンパって挙動不審になってしまう。精神医学でいう「社交不安障害」、つまり「アガリ症」で困っている人が少なくないようだ。

3月14日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)が取り上げたのは、人前に出るとテンパり過ぎてしまう42歳男性の悩み。会議など人前で質問されると、普段は答えられることでも頭が混乱してしまい、言葉が出てこなかったり見当違いなことを口走ったりしてしまうのだという。(文:みゆくらけん)

マツコ「普段からバカを装えば温かい目で見てくれる」

男性はこのアガリ症を、なんとか克服できないものかと悩んでいる。コメンテーターのマツコ・デラックスは、自意識過剰になる必要性がない理由について、こう説明した。

「世の中って、思っているほどみんな他人(ひと)に興味ない」
「プレゼンなど人前で話すのがうまいと評判の人が、果たして幸せな人生かというと、そうとは限らない」

とても真理を突いた言葉だ。その上で、アガリ症の克服方法についてこう助言した。

「言い方はすごい悪いけど、バカを装うというか……。普段から身内の会議とかで、そういうキャラにしておけば、みんなそれ前提で温かい目で見てくれる」

普段から「抜けた自分」を演出しておくことで、他人からの自分への期待値を下げておくということである。なるほど。これなら「失敗したらどうしよう」という不安も薄れる。

実際にはマツコが言うように、たとえ会議でテンパって失敗しても他人はそれほど気にしないものだが、そもそも他人の自分への期待値が低いと認識しておけば「失敗したって、どうせそういうキャラだし」と楽になれるのかもしれない。

Q&Aサイトにも「本当にもう死にたい気分」と深刻な悩み

Q&AサイトのYahoo!知恵袋でも、アガリ症で悩んでいる人の投稿は多い。ある人は「新入社員数人の前で説明しただけで手汗をかき、緊張しすぎて頭が真っ白になってしまう」と嘆き、またある人はこんな深刻な悩みを訴えている。

「たすけてください。朝礼のスピーチが嫌で嫌で仕方ありません」
「体は震えるし声は震えるし妙な汗がダラダラ出てくるしで本当にもう死にたい気分」

前出の「5時に夢中!」が紹介した記事によると、アガリ症に陥りやすいのは「ありたい自分」の理想が高く、「○○でなければならない」という考えに固執しやすい人。克服のためには、これを「○○だったらいいな」と自分に寛容な気持ちを持つことが大事だと述べている(心理カウンセラー山本晴義氏のコメント)。

しかし、人前でアガってしまうことは、そんなに悪いことなのだろうか。知恵袋の「頭が真っ白になってしまう人」に対しては、「それだけ仕事に真面目に取り組んでいる証拠ですよ」という回答者の言葉がある。

そういえば「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のグランドフィナーレで、爆笑問題の田中裕二が「ずっと番組をやっているのにいつまでも慣れずに、照れ続けていたタモリ」について、こんなことを言っていた。

「ギネスに載って、8000回以上(番組を)やって、32年やっている司会者がずっと慣れていないんですよ『いいとも!』に。『この人、なんで慣れてねぇのかな』って思ったんですよ。でも、そうじゃなきゃ長続きしなかったんだな、って僕は思いました」

緊張感がある人は「そのとき」を一生懸命に生きている

田中はいつまでも慣れないタモリに好感を持ち、「すごく信用できる人」「こういう大人になれたら最高だなって思って見ていました」としている。そう、緊張感がある人は「そのとき」を一生懸命に生きている人であることは確かなのだ。仕事や人や世の中をナメ腐っている人は、アガりたくてもアガれない。

そんなタモリはあるとき、AKB48のチームKから「緊張しないコツ」を聞かれ「コツなんかない」と即答し、「緊張できることをやらせてもらっていることを、幸せだと思うことだよ」と続けていた。さすがタモさん、この名言は多くのアガリ症の人に知ってもらいたい。番組収録中によく居眠りしているという、みのもんたとは大違いだ。

あわせてよみたい:初出勤に遅刻する新社会人が続出!? 人事に「もう来なくていい」と言われた

 

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