【検証】コーヒー豆不使用!キリン「麦のカフェCEBADA」こと「麦のコーヒー」を何も言わずに飲ませてみた
酷暑が続き、スッキリしたものをがぶがぶ飲みたいという人もいるだろう。そんな人におすすめなのが、キリンビバレッジから7月下旬に発売された、「キリン 世界のKitchenから 麦のカフェCEBADA」(税込139円)だ。
同商品はスペイン・レバンテ地方の飲み物「アグア・デ・セバダ」から着想を得た。アグア・デ・セバダは大麦の麦芽を深く焙煎して粉砕し、柑橘のピールと一緒に鍋で煮出して作ったもので「麦のコーヒー」と呼ばれている。
ツイッターでは「謎に美味しかった」「麦茶が焦げたような感じでそこそこ美味くてハマりそう。でも、コーヒーよりは麦茶寄りだと思う」という声がある一方で、「パックを入れっぱなしにして不味くなってしまった水出し麦茶」という声も寄せられている。実際にどんな味なのか、キャリコネニュース編集部も飲んでみた。
爽快な苦味・香ばしさは感じられなかったが、後味がほんのりコーヒー
色は真っ黒で、一見コーヒーにしか見えない。またパッケージの「カフェインゼロ」「無糖」「麦がくれたコーヒー気分」「コーヒー豆不使用」という表記も相まって、新しいデカフェコーヒーのように感じられる。
しかしコーヒーだと思って匂いをかぐと、麦茶を濃くした香りがした。味はまさに濃い目の麦茶。ごくごく飲めるスッキリ感があるが、後味にうっすら感じられる苦味から少しだけコーヒーっぽさが感じられた。
コーヒーを飲んだ時の鼻に抜けるような苦味・香ばしさは感じられなかった。大麦と麦芽が原材料なだけあって、「麦茶」感は否めない。コーヒーを想像して飲むと拍子抜けしてしまうが、「セバダ」として飲むと新感覚で面白く飲める。
そこで、どこまでコーヒーに近づけるかと思い、ガムシロップとコーヒーフレッシュを入れてみた。すると氷が溶けたアイスコーヒー、またはコーヒー豆乳のような味がした。やはり全体的に薄い感じはするのだが、確実にコーヒー感は増した。
「麦パフみたいな味がする」「香ばしい匂いがする」
もしや前情報がなければ、コーヒーだと思うのではないか。このガムシロ、フレッシュ入りセバダを何も言わずに差し入れてみた。しかし4人中3人は
「麦パフみたいな味がする」
「何かコーヒーの代用品?」
「麦茶にコーヒーフレッシュ入れた?」
と「コーヒーではない何か」という反応を見せた。一方で、「このコーヒーちょっと薄いですね」「香ばしい匂いがする」という人もいたので、コーヒーっぽさのポテンシャルは低くはないようだ。
また「コーヒーではない」と感じた人からも、「意外とイケる」「たんぽぽコーヒーより美味しい」といった声があがった。どうしたらよりコーヒーっぽく感じられるか、飲み方を工夫するのも楽しそうだ。
キリンの「CEBADA」っていう「コーヒー豆を使わずに大麦をコーヒーの製法で作ったコーヒーの香ばしさがする麦茶のようなコーヒー色の何か」飲んでたんですけど謎に美味しかったです。
— ぴろぱる??バーチャル書家 (@PIROPARU) 2018年8月1日
麦がくれたコーヒー気分だって。#麦茶 が焦げたような感じでそこそこ美味くてハマりそう。でも、コーヒーよりは麦茶寄りだと思う。さて、今日もよく頑張りました??とっとと帰ります??#KIRIN #セバダ pic.twitter.com/N7DGsDqxAP
— ぽーじー (@pozy888) 2018年7月31日
(´-`).。oO(そういえば先週Pontaポイントでキリンの"CEBADA"なる褐色の液体をゲットして飲んでみたんだけど…どう見ても"パックを入れっぱなしにして不味くなってしまった水出し麦茶"でした。本当にありがとうございました。) pic.twitter.com/zmlQzULuwO
— おけら@臆トレManager4545 (@okera1127) 2018年7月30日