「小食なのが本当にイヤ。1人前が食べられなくて辛い」高校生の悩みにアドバイス集まる | キャリコネニュース
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「小食なのが本当にイヤ。1人前が食べられなくて辛い」高校生の悩みにアドバイス集まる

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世の中常にダイエットブームで食べ過ぎを気にする人が多い中、「食が細い」ことに真剣に悩む人もいる。お悩み解決掲示板に8月下旬、「少食なのが本当に嫌です」というスレッドが立った。

スレ主は高校生で、友だちと外食するときに「1人前が食べられなくて辛い」という。残すのは嫌なので苦しくてもなんとか食べきるが、毎回時間がかかって友人たちに申し訳ないと肩身の狭い思いをしている。

「家でもご飯の量が多く、少なくして欲しいと親に伝えても食べろと言われるので毎回1時間以上かかってご飯を食べます。食べる量的には、回転寿司でお皿4枚ほどでお腹いっぱいになります」

と苦しい胸の内を語り、「同じ様な方いらっしゃいますか?」と問いかけた。(文:篠原みつき)

「最近は潔く残してます」という声も

この問いかけに、回答欄には「私も小食です」など、同じような体質の人たちから優しいアドバイスが寄せられていた。多かった意見が、

「残ったものは(または先に取り分けて)一緒に食事してる相手に食べてもらう」
「メニューに書いてなくてもご飯とかは少なくして下さいと言えば大体の所はしてくれます」

など、できる限り無駄にならないよう量を調整すること。外食する店やメニューを選ぶといった助言もあり、それこそ回転寿司やファミレスなど「小皿で出てくる所だけに絞ればいい」などと勧めていた。

他方、無理して後で吐いたりしないよう「もう食べられないなと感じたら、最近は潔く残してます」という「残す派」の声もチラホラあった。残さない方がいいには違いないが、おそらく友人たちも自分が気に病むほど他人が完食するかどうかを気にしてはいないだろう。食欲や消化力は人によって違うのだから、ガリガリに痩せているのでもない限り無理をしないほうがいい。

マルハニチロが2018年に発表した調査によれば「回転寿司店で食べる『寿司』の量」の平均は、全体で9.5 皿、男性は11.1 皿、女性は 7.9 皿だ。スレ主が食べる量は未成年とはいえ女性平均のほぼ半分と確かに少ない。どんなメニューでも1人前食べられないのも納得で、無理して食べさせるのは酷というものだ。

「親は大人になってからやっと理解してくれました」

問題は、親に「食べろ」と責められることだが、筆者も親のひとりとして、子どもの栄養や成長を考えるとどうしてもある程度の量を食べさせたくなる親の気持ちはわかる。

実は筆者の高校生の息子も比較的小食で、先日も回転寿司で5皿程度しか食べられず本人も悔しがっていた。普段は残した分は無理強いせず「次の食事までとっておく」という対応をしている。朝残したサラダは夕食に出すという感じだ。だが、そもそも息子が残すため最近でははじめから大量にあげることはしなくなった。

無理して食べると「本当は食べられる」と思われてしまうため、あえて食べないことも一つの対策かもしれない。スレッドには「親は大人になってからやっと理解してくれました」という声もあった。残すのは本人にとっても心苦しい。「初めから食べきれる量」を親にも理解してもらいたいものだ。 【参照元 お悩み解決掲示板:https://onayamifree.com】

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