幼馴染にガッカリした女性 夫と一緒に会ってみたところ……
幼馴染とは言っても、結婚や出産で生活スタイルが変わると感覚が合わなくなることがある。キャリコネニュースには「友人と絶縁したことがある」という読者からさまざまな声が寄せられているが、今回は岡山県の40代女性(事務・管理/年収300万円)の、「中学校からの幼なじみの友人」と絶縁した体験談を紹介する。(文:コティマム)
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
「夫と一緒に会ったら、友人はどこかそわそわして上の空状態」
「友人は20代で結婚、出産、離婚を経験し、その間私は独身で、会う時は友人の都合に合わせていました」
と語る女性。「40代で一大決心」をし、「自分の進みたい道を歩もう」と他県へ。そこで良縁に恵まれ結婚した。その後女性は、夫を連れて帰省した際に久々に友人と会うことになった。ところが
「夫と一緒に会ったら、友人はどこかそわそわして上の空状態。久しぶりに会ったのに、話も弾まず」
と残念な邂逅。
「夫も場を盛り上げようと会話を頑張っていましたが、『今日は小学生の息子がサッカーをしに他県に行っているの』と、携帯でママ友が送ってくれた動画を見る始末。あきれるやら何やらで、『久しぶりに会ったのに、それ、緊急で今見ないといけないものなの?』と思い、夫に対しても失礼な態度にガッカリ」
独身時代に散々友人の都合に合わせてきたが……
久々の帰省で再会したものの、友人の頭は子どものことでいっぱいだったようだ。
「世間がコロナで落ち着いた頃に、『帰省するから会わない?』と連絡をしたら、『子どもがテストあるから』と会うのをお断りされました。それ以降は、帰省をしてもその友人には帰ることを黙っています。独身時代に散々彼女の都合に合わせていたけど、向こうは『それが当たり前』みたいな独りよがりな態度にガッカリしました」
これまで結婚や子育て中の友人の都合に合わせてきた女性だが、相手の自分への態度を通して絶縁を決めた。
「私の夫とも仲良くやっていけないのなら、せめてその場だけでも、当たり障りのない態度でいて、『会う時は気兼ねするから2人だけが良いかなぁ』とか後で言えば良いのに……。とにかく、『この友人とはもう駄目だな』と思いました」
女性の多くは、結婚や出産によって優先順位が「友人より家族」に傾きがちだ。友人の対応も仕方ない面はありそうだが、女性の我慢にも限界があったのだろう。