ツイッターで1時間おきに「モテるとは」と恋愛格言を発信する友人と絶縁するまで
遅刻癖があったりLINEの返信が遅かったりと、なにかと時間にルーズな人に苛立った経験はないだろうか。都内在住の20代前半女性(営業/年収400万円)は、「先日、すべての面においてあまりにもルーズな友人と絶縁しました」と明かす。
「彼女と遊ぶのはなんだかんだで楽しいので、ルーズな友達との付き合い方のコツをネットで調べたりしていろいろ対策をしたのに、すべて裏目に出ました」
という言葉からは“万策尽きた”という諦めが感じられる。(文:福岡ちはや)
「読書をしながら待つようにしたら、遅刻が2時間にまで延びました」
問題の友人は「まず、毎回20~30分の遅刻は当たり前」だった。一度や二度ならまだしも、毎回遅刻されるとさすがに困ってしまう。
そこで女性は仕方なく「待ち合わせ場所をカフェにして、読書をしながら待つようにした」そうだ。しかし、そんな努力も虚しく、
「(友人は)焦る気持ちもなくなったのか、遅刻が2時間にまで延びました」
と逆効果になった。普通の人なら怒って帰ってしまうレベルである。その友人はおそらく、女性の貴重な時間を奪っている自覚がないのだろう。
「ツイッターではほぼ1時間おきに」「尋常ではない量の恋愛格言」
またその友人は、LINEの返信もありえないほど遅かった。
「お店や時間を決めるだけのレスポンスに2週間かかる。LINEが自然消滅して、絶対決まるものも決まらない。そのためチケットがいる場所や、予約必須のレストランは絶対行けず、ふらっと飲みに行くだけという遊び方にしたものの、平日夜9時に『今から飲まない?』などと非常識な提案ばかり……」
計画性がなく場当たり的な行動をするタイプだったようだ。しかし意外なことに、女性が友人と絶交したのは、こうしたルーズさが直接的な理由ではなかった。
「ルーズなだけでしたらまだ割り切って付き合えるのですが、我慢ならなかったのは、LINEを見られないほど忙しいと言いながら、ツイッターではほぼ1時間おきに『モテるとは』『恋愛とは』といったポエムのようなツイート」
「尋常ではない量の恋愛格言で埋まったいいね欄を見た途端、『あっさい女だな……』と脱力して気持ちが切れてしまい、もう彼女とは連絡を取らなくなりました」
SNSでモテや恋愛を語るのは自由だが、もう少し現実の友人関係にも目を向けてほしいものだ。
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