縁を切った友人とは、大学時代からの付き合いだった。
「私を含め、大学時代から4人グループで付き合ってきたが、そのうちの一人(A子)は、いわゆる空気が読めない面があった。みんなで話をしていても自分の話ばかりして、他の人の話を聞かなかった」
もともと空気が読めず自己中心的な面があったA子だが、50歳になったときに絶縁を決める出来事が起こる。
「グループのB子のご主人が、癌で亡くなった。それから3か月後、4人グループで飲む機会があった。私はA子の性格に危惧し、事前に彼女に『今回の飲み会のメインはB子の愚痴を聞くことだから、肝に銘じていてほしい』と言い聞かせていた」
普段から自分の話ばかりするA子に、わざわざ釘をさした女性。B子を励ますための飲み会なので、余計に配慮したかったのだろう。
「ところが飲み会が始まるやいなや、A子は自分の話ばかり。最愛のご主人を亡くしたB子の前で、自分のご主人の悪口をとうとうと話したり、自分で働いて生活を支えなければならないB子の前で、『なんでみんなは嫌な思いをしながら仕事なんてしているの?辞めればいいのに』などと暴言を吐いた」
専業主婦をしていたのはA子だけで、女性も含め3人はフルタイムで働いていたという。この飲み会が決定打となり、「次の飲み会は、誰も彼女に声をかけようとせず……」と、距離を置くようになった。
「それから8年が経つが、今はA子を除いた3人グループで飲み会に行ったり、温泉に行ったりしている」
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