罪を着せてきた友人とは、大学時代からの付き合いだった。「あまり男性経験がない子でしたが、ある時から『ソウルメイトを見つけた！』と大はしゃぎしていた」そう。

「よくよく聞いたらなんとお互い交際相手がいるのにダブル浮気で交際しているらしい。しかもその彼氏は現彼女と同棲しており、現彼女は『仕事辞めて俺についてこい』と地元から呼び寄せた子だったそうで、『別れ話気まずいって彼が言ってる』とのこと」

まさかの事実に驚いた女性は、

「えぇぇ……。突っ込みたいところがいっぱいあるけど、とりあえず、そういう話は友人にも話さず、心の中に留めておいた方がいいよ？とアドバイスしたところ、『舞い上がりすぎて大勢に話してしまった』と……」

助言したものの、女性の心配していたことは現実になってしまう。

友人の夫が「人の人生をめちゃくちゃにした」と謝罪を要求してきた

後日、「その彼とダブル略奪婚することになった」という友人。しかし

「事情を知っている周囲の人間が結婚式への出席を渋ったようで、旦那さんに『何でそんなことを周囲に話すの？』と責められたようでした。そしてとっさに『○○ちゃん（私・投稿者）がみんなに言いふらしてしまった』と言ってしまったとか」

「旦那さんは激怒し、『取り返しがつかない』『人の人生をめちゃくちゃにした』と私に謝罪を要求していたらしい。お前が言うなよ」

勝手に自分のせいにされた女性。さらに友人は信じられない頼みごとをしてきた。

「その友人が私に『話を合わせて旦那に謝ってほしい』と……。『あなたが罪をかぶってくれれば全て丸く収まる。お金でも手間でも、できることは何でもして一生かけて償うから今回だけ許してほしい。あなたと友達でいたい。こんなことになって本当に反省している』と言ってきた」

何もしていない女性からしたら堪ったものではない。友人の自分勝手さにも程があるだろう。

「もともと私の名前を勝手に使っているんだから、好きに作り話したら？あとその旦那、問題がないか自分の心にちゃんと聞いて考えてみた方がいいのでは？共通の友人を巻き込みたくないからこれまで通り付き合うけど、もう個人的に連絡してこないで欲しいと答えて極秘絶縁しました」

今回ばかりは友人の行動を見過ごせなかった女性。

「まだ1年しか経っていないけど、旦那さんは本当にいい人と周囲に必死にアピっているのを見てかわいそうだなと思っています。続くといいね」

と締めくくった。