結婚式のために「ドレス、バッグ・靴・アクセサリー」を貸したら半年も返さなかった同僚と絶縁した女性 | キャリコネニュース - Page 2
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結婚式のために「ドレス、バッグ・靴・アクセサリー」を貸したら半年も返さなかった同僚と絶縁した女性

それは今から10年ほど前のこと。当時、女性はアラサー、同僚は5歳ほど年下だった。結婚式に着ていくフォーマルドレスは大抵が高価で、いくら仲の良い相手でも気軽に借りようとは思えないが、同僚は年下という甘えがあったのだろうか。しかも同僚が借りたのはドレスのほかにバッグ、靴、アクセサリーなど一式だった。総額ではかなりの金額だっただろう。女性は、

「一度も着たことのない黒のフレアドレスを貸しました。値段は詳しく覚えていませんが、ハイブランドではないけれど安物ではないくらいの価格帯だと思います」

と打ち明けた。女性はすぐにでも返して欲しかっただろう。ところが向こうは返す気配すらなかったという。

「彼女は私に一式を借りていることを忘れているのかと思うくらい、話題にも出さないし態度も普段通りでした。返してと言う前に『結婚式の写真を見せて』と言ってみたことがありますが、彼女は『見て見てー!』と花嫁さんとの2ショットなどを大喜びで見せてきて、私が貸した服には触れないという謎行動でした」

半年が経ち、ついに痺れを切らした女性は少し強めに同僚を注意したそう。ところが同僚は悪びれる様子もなく、「クリーニングに出してから返す」と言うのみだったので女性は、

「借りたら返す。使い終わったら速やかに返すのがマナーでしょう。モノが惜しいわけではないから、欲しいのなら差し上げる」

と、きっぱりと伝えたそうだ。

するとようやく、鈍感な同僚も女性の静かな怒りに気づいたようで「返します」と言ったそう。女性はその日のうちに同僚の家に行き、「クリーニングに出さなくていいから」と言って、その場でドレスなど一式を返してもらったという。しかし、これで終わりではなかった。

返さないくせに「お茶しよう」と誘ってくる

それから1年ほど経った頃に、件の同僚は「結婚式出席用に諸々一式を貸してほしい」と再び頼んできたというのだ。女性は、あんなことがあったのに頼んできたこと自体に驚いたというが、前回のことがあるから今度はちゃんと返してくれるだろうと考え、貸すことにした。

「今回貸したのは、未使用のベビーピンクのマーメイドドレスでしたが……。またしても半年経っても返ってきませんでした」

またかと、女性はさぞかしやきもきしただろう。ところが、同僚はそんな女性を尻目に「明日あなたの職場の近くまで行く用事があるのでお茶しよう」と誘ってきたのだ。女性は、そのときのやり取りを語った。

「さすがにキレて、『あなたと他愛のない話をしながらお茶を飲む気にはなれないけれど、近くまで来るなら貸したものを返してください』と敬語で返事して、翌日、職場近くの道端で受け取りました。」

驚くことに、その際にも同僚は能天気に「お茶しないのー?」と言ってきたそう。もう話が通じないと思った女性は返事をせず、同僚を置き去りにして帰ってきたのだとか。

「一度ならず二度も同じことを繰り返す彼女には、怒りを通り越して呆れてしまいました。世の中にはこんな人もいるんだな、と勉強になりましたが……。私だったら、借りたものは使ったらすぐ返します。すぐに会えない相手なら宅配便で送るか、返すために会う機会を作るか、相手に確認します。そもそも服なら、使った日か翌日にクリーニングに出しますよね」

確かに、その同僚は半年間もクリーニングにすら出していなかったのは驚きだ。相当ズボラな性格だったのだろうか。

音沙汰のなかった同僚から結婚式の招待状が届いて…

意外なことに、その同僚は仕事はちゃんとしていたそうだ。女性は、

「ただ、仕事熱心というより、仕事の後に遊びに行きたいから仕事を頑張る、というタイプでした。平日も休日もほぼ毎日、誰かを誘って遊んでいました」

と振り返る。

2人がかつて事務員として勤めていた職場は、残業が多く帰りも遅かったため、同僚は仕事が終わると職場の女性陣と毎日のように遊んでいたという。車通勤だったので、ファミレスやカフェ、カラオケなど、駐車場があって夜遅くまで営業しているところに行くことが多かったそう。女性は休日も同僚に「遊び相手がいない」と呼び出されたこともあったというが、

「彼女は、私の知らない遊び仲間のことを“時間潰しの駒”扱いする発言をしていたので、私のこともそう思っていたのでしょう。私には、時間潰しのために遊ぶという発想がないので、よくわかりませんが……」

と複雑な気持ちだったようだ。その同僚とは、あらゆることにおいて価値観が合わなかったのだろう。そうした相手とは距離を置くしかない。

ドレス一式を返してもらった日から何年も音沙汰がなくなっていたが、2年ほど前、こんなことがあった。

「すっかり忘れていた最近になって、彼女自身の結婚式の招待状が来て、もう笑ってしまいました。もちろん行きませんでしたが」

女性はすでに転居していたが、それでも届いたことに驚いたという。どうやら同僚は、別の同僚から女性の住所を聞いたらしい。よっぽど祝って欲しかったのだろうか。ところが女性は、

「お祝いも何もしませんでした。結婚式の招待状に欠席の返事を出しただけです。返事にもお祝いの言葉などは書きませんでした」

と、さもありなんといった様子だ。良いことも悪いことも、した方は忘れていて、された方はいつまでも覚えているものなのだろう。

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