男性の結婚したい職業1位は「看護師」 一方で、現役看護師の8割弱はモテる実感なし | キャリコネニュース
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男性の結婚したい職業1位は「看護師」 一方で、現役看護師の8割弱はモテる実感なし

画像はイメージ

婚活事業を複合展開するIBJは1月、「看護師の婚活事情」についてアンケート調査を行い、結果を発表した。調査は婚活中の男女2402人を対象に、1月5日から9日にかけて行われた。

その結果、男性の結婚したい職業1位は「看護師」だった。ところが、現役の女性看護師の8割弱が「モテている」という実感がないことが明らかになった。(文:國伊レン)

看護師は「どこでも働けるから」「資格職は転職しやすそう」

男性が結婚したい職業ランキングでは、男性1514人、女性709人の計2223人から有効回答を得た。男性では1位「看護師(195票)」、2位「保育士(119票)」、3位「薬剤師(113票)」であり、女性では1位「国家公務員/公務員(154票)」、2位「技術/研究職(84票)」、3位「経営者/会社役員(51票)」という結果になった。

男性の1位に輝いた看護師について、「どこでも働けるから」「資格職は転職しやすそうだから」「安定していそうだから」と、職業としての安定性に魅力を感じる人が多い一方、「優しいイメージがあるから」という理由も挙がった。

女性のトップを獲得した「国家公務員/公務員」では、約9割が理由として「経済的にも仕事的にも安定しているから」と回答している。男女ともに、結婚相手の職業には安定性を求めている人が多いことが分かる。

看護師の7割が「恋愛や結婚につながる出会いがない」と回答

男性に人気の看護師だが、現役の看護師を対象に「看護師になってから“モテる”と感じた経験」について聞くと、女性看護師の78.3%が「いいえ」と回答している。結婚したい職業として男性に人気のはずが、当事者はそのように感じていないのである。ちなみに男性看護師も83.3%がモテると感じていないことがわかった。

その理由の一つとして「恋愛や結婚につながる出会いの少なさ」が考えられる。「普段、恋愛や結婚につながる出会いはありますか」という設問に対し、男女ともに7割の看護師が「ない」と回答しているため、モテている実感が乏しいことが推測される。

また、看護師を対象に「職業柄感じる、恋愛をするうえで大変なこと」を聞いたところ、「生活リズムの不一致」が男女共に最多となった。交際が決まっても「休みが合わない」「夜勤がある」と、すれ違うケースもあるようだ。さらに、「忙しくて恋愛をする時間が取れない」と13.6%の人が回答している。

特に女性は結婚相手として人気が高い一方で、出会いの場が少なく、相手と生活リズムを合わせにくい看護師。しかし、

「婚活パーティーで職業欄に看護師と記載すると半分以上の方からいいねをもらう(30代女性)」

「結婚相談所に入会するまで彼氏が途切れたことがない(30代女性)」

という女性看護師もいることから、自分からアクションを起こすことで、幸せを掴むことができるかもしれない。

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