怪奇現象? 自宅で「この世の者じゃないものがいる!」お盆の夜、恐怖で飛び起きた思い出
【夏の怪談特集】幽霊は存在するのか。実際には「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということも多そうだが……。20代前半の女性は、「高校生の頃の話です」と前置きし、続けた。
「お盆のある日、1人和室で寝てたら襖の向こうから『コンコンコン』と木の柱を叩くような音が聞こえてきました」
お盆というだけで、普段は何も感じないことも敏感になってしまいそうだ。(文:長田コウ)
「お盆やからじいちゃんばあちゃんが帰ってきたんでしょ」
「気のせい」だと思った女性は、聞こえなかったふりをした。すると、「もう一度同じ音」がしてきたのだ。一瞬「泥棒か」と思ったが、寝る前に家中の戸締まりをしたため、「窓でも壊さない限り泥棒は入ってこれないはず」だった。考えれば考えるほど、恐ろしくなった女性は、ある行動に出た。
「という事は襖の向こうにはこの世の者じゃないものがいる!と思った私は、布団を蹴っ飛ばして別の部屋の両親のところへ転がりこみました」
そんな女性の言動に、両親は、「お盆やからじいちゃんばあちゃんが帰って挨拶しにきたんでしょ」と冷静に言ってきたそう。当時、女性は高校生だったが、この説明には納得したようで、
「じいちゃんばあちゃんでもいきなり無言で襖をコンコンされたら怖いので、せめてじじばばが帰ってきたぞと一言かけてほしかったです」
と投稿を結んでいた。
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