葬式でまさかの故人の名前間違え連発! 当の司会者は「やりきった!」という表情で……
葬儀では故人の冥福を祈り、厳かに行いたいものだ。だが、とんでもない葬儀になってしまったという話もあるようで……。
大阪府の40代女性は、「もう二度とここには頼まない」と思うほどに、ミスを連発されたという祖母の葬儀を振り返った。
「まず驚いたのが、司会者が初っ端から祖母の名前を間違えてアナウンスという事態。えっ!? となった母でしたが、すでに自信満々の司会者と、葬儀社の担当者は式場の端にいるので誰にも言えず」
故人の名前を間違えるとは……もっとも起きてはならないミスではなかろうか。(文:天音琴葉)
毎回違う人の名前を呼ばれ、参列者も大混乱
女性の祖母は講師もしていたため、交流関係が広かった。最近は葬儀が簡略化して司会を立てることは珍しいが、多くの参列者が見込まれることから、葬儀プランは「司会者あり」にしたという。
「前日、きちんとした葬儀社の方と打合せをし、司会者の方も事前に控室に挨拶に来てくれるなど、信頼できて良いお葬式ができると思って、家族は祖母の思い出を話して悲しみを癒やし合っていました」
それにもかかわらず、前述の通りミスが起きた。しかも名前の間違いは一度ではなかった。
「司会者はあろうことか途中に出てくる祖母の名前も、最初に間違えた名前ですらない名前を連呼。おそらくバリエーションとしては5人の方の葬儀状態となっていたかと思います。(中略)進行すればするほど毎回違う人の名前を呼ばれるという状況で、参列者たちも大混乱」
異なる5つの名前で呼ばれたというから驚きだ。しかし司会者はミスに気づかないどころか、「やりきった!」という表情だったそう。
「母もかなり怒ってはいたものの、葬儀でもあったため軽く苦情を伝えただけで終わりました。葬儀社側も、終わってしまった式なので……という反応だっただけに、契約前の信頼感のおける態度とその後の態度の違いに唖然としました」
こんなことなら、わざわざ「司会者あり」のプランにしなければよかったと誰もが悔やんだに違いない。
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