投稿者は、義父にも直接「馬鹿にしてません?」と抗議しましたが、スーパー勤務という義父からは「”落ちた理由を考えましょう”はアドバイス!面接官だから」と反論されたそうです。義父は、金銭的な援助も、孫の面倒を見る気もないとのこと。家族を養えるほどの夜の仕事を辞めさせて、理想だけを押し付けてきたというわけです。
この問いかけには、投稿者に対する同情や励ましの声が多数挙がりました。
「たかがスーパーの面接官でその程度の事しか言えない義父の言うことなんて聞いちゃだめ!バカにしてるというか完全に上から目線だよね」
「馬鹿にしてるとまでは思いませんが、かなりイラッとする一言ではありますね。アドバイスでも何でもない」
“たかがスーパーの”は語弊がありますが、落ちた理由は、子育て時間と仕事時間が合わないミスマッチです。内閣府によれば、第一子出産を機に離職する女性の割合は正規の職員で46.9%、パート・派遣では74.8%と高い割合です。
日本はまだまだ育児と仕事の両立が課題なのです。育児の協力が望めない中で「幼稚園児の面倒も、昼間の仕事もしろ」では、パートですら探すのは難しいでしょう。ましてや、転職していきなり「育休手当がもらえる仕事」は、よほどのキャリアがない限りはあり得ません。義父は、嫁を馬鹿にしているというよりは、女性の雇用事情をまったく理解していないように思えます。
夫の年収350万円、生活費は投稿者がほぼ負担
コメントには、義父に対する批判のほか「旦那にも問題あるよ」「旦那さんが一番ダメな感じ」などと夫への批判も多数ありました。
年収350万円という夫は、生活費を5~10万円ほどしか入れておらず、投稿者は「パートじゃお金が足りない」と抗議したものの、「お金はどうにかなるから!」と夫は義父の意向を押し通したといいます。しかし結局、一か月で「無理だ、ごめんなさい」と言われてしまった投稿者。生活費は妻が20万円ほど工面しているそうで、元の夜の仕事に戻るのは時間の問題かもしれません。
コメントの中で筆者が同感だったのは「お金は夫婦でと言うなら『稼ぎ方に干渉しないでいただきたい』と言えばいい」というアドバイスです。
「子どもを預かってくれるわけでもないのに、アドバイスはいりません。昼働けと言われて探しましたが、あなたの息子の稼ぎでは難しいです。で、黙らしたら良いと思う」
筆者の友人にも、敷地内同居の義両親から「子どもが小さいうちは母親が一緒にいるべき」と働くことを反対された人がいますが、義両親にそこまで強いる権利があるのでしょうか。少なくとも、経済的な援助も育児への協力なく口出しだけする義父に、従う必要はないと思います。