「ご祝儀をあげたのに自分は貰えなかった」女性たちの嘆き 「コロナで友人を呼べず、みんなLINEで”おめでとー”の一言だけ」という声も | キャリコネニュース
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「ご祝儀をあげたのに自分は貰えなかった」女性たちの嘆き 「コロナで友人を呼べず、みんなLINEで”おめでとー”の一言だけ」という声も

ご祝儀あげたのに……

ご祝儀あげたのに……

結婚に際し「自分はあげたのに、ご祝儀を貰えなかった」となれば、相手を見る目が変わってしまうこともある。ガールズちゃんねるに4月中旬、「ご祝儀あげたのに自分は貰えなかった人」というトピックが立ち、注目を集めた。トピ主は昨年夏に入籍したという女性。高校時代の友人2人にLINEで結婚報告をしたが、お祝いを貰えなかったとモヤモヤしている。友人のうち一人は独身だが、

「うち1人は結婚式に出席したし、その子が出産した時にお祝いもしたのに…」

と納得いかない様子だ。また、現在妊娠中のトピ主は、こんな状態で妊娠や出産の報告をするか、迷っているという。「このまま疎遠でもいいのかな。どう思いますか?」と、同じような経験をした人に問いかけた。(文:篠原みつき)

友達のためにさんざんご祝儀を出したのに、自分の時はスルー

トピック内のコメントは、礼儀を重んじる人や似た経験を持つ人から、共感の声が入っている。

「友達同士のプレゼントみたいな軽いものならそれほど気にしないけど、いい歳した大人なんだからさすがに祝儀とかそういうものはきちんとしなよって思うよね……」

また、現在のコロナ禍で「あげたのに貰えない」状況が生まれやすくなっていることも見てとれた。結婚の予定があっても披露宴ができず、泣く泣く中止や延期を決めたり、親族のみで結婚式を行ったりする人が多いためだ。

「20代前半〜半ばで結婚式した友達にはあんなに沢山お祝いしたのに(中略)30歳で結婚しコロナで挙式できなかった私にはLINEで『おめでとー」の一言だけ…」
「コロナで親族だけで結婚式挙げたけど誰からももらわなかったよ。 結婚式の時はご祝儀渡して出産祝いも2回渡した友達、お返しも何もなかったよ」

これまで友人の派手な結婚式に出席し、さんざんご祝儀を出してきた女性たち。いざ自分の番になったときにはコロナ禍で地味婚、ご祝儀もスルーではやりきれないだろう。

ご祝儀からは「相手がどれだけ自分を尊重しているか」嫌でも分かる

一方でコメントには、そんなの気にしたことなかったというそっけない声や、相手も非常識だけど不満を言うのも違うという苦言もある。中には「このご祝儀は私の結婚のとき返してね」という気持ちで出したの? と皮肉る人までいた。つまり、ご祝儀はあくまで気持ちなので「払う、払わない」という認識は間違っているという意見だ。

また、結婚式をしないとご祝儀は貰えないという声も目立つ。トピ主は結婚式の有無をここで明確にしておらず、「LINEで報告来て、現金書留ですぐご祝儀送る人なんているの?」という意見があるのも仕方ないかもしれない。

他方、コロナの影響でいつ結婚式をするのか分からず、なかなかご祝儀が出せないと悩む人も少なくない。先に渡してしまうと、結婚式をやるとなった時、二重に出すことになってしまうためだ。非常に悩ましくはあるが、なるべく早く態度をはっきりさせたほうがいいだろう。

ただ、「式やらなかった親友に5万包んだよ。相手によると思う」という声もあるように、コロナ禍であろうと結婚式が無しだろうと、お祝いを出す友人関係もある。中には、

「むしろコロナで式できなくて気の毒。せめてお祝いくらい包んであげたいと友達なら思う」

という人もいた。このように、ご祝儀の有無をはじめとする結婚報告へのリアクションからは、「相手が自分をどれだけ尊重しているか」が嫌でも透けて見える。筆者もかつて結婚式をしたとき、受付やスピーチなどを快く引き受けてくれる人もいれば、当日ドタキャンの人もいて、「結婚というイベントでは友情と人望が試される」と痛感したものだ。トピ主がご祝儀をくれない友達と距離を置いてもいいかと考えるのも分かるが、相手もまたそう考えている可能性が高いことが切ない。

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