ガールズちゃんねるに6月9日、「男性に食事を奢ってもらうときって色々気を使って面倒じゃないですか?」というトピックが立った。
トピ主は、おごり自体は「ありがたい」としつつも、好きなメニューを頼みづらかったり、財布を出す素振りをすべきかどうかで迷ったり、奢ってやった感を出されて面倒になる心配があったりと、「いろいろ気を使ってしまいます」と告白。
「みなさんも男性に奢ってもらうときちょっと面倒だなあと感じたことはありますか?」と問いかけている。(文:石川祐介)
「奢られ作法」も難しい?
コメント欄を見ていくと、「『おいくらでしたか?』と聞くのがいいのか『ごちそうさまでした!』と満面の笑みで応えるのがいいのか、毎度悩みます」など、奢られる「作法」を気にしている人は少なくないようだ。
一方で素直に感謝したらOKというスタンスの人も。
「全然!奢ってもらえて嬉しいという気持ちを表せばいいと思ってる」
「自分が払うつもりで食べたいものを頼む! それで払ってもらえたら、笑顔で『御馳走様でした』って言う!」
しかし、「婚活で『奢る+スイーツ買ってあげる』と言われ、交際断ったらお金要求されたよ。『半分出せ。口座に振り込め』だってさ。レシートの写真まで送ってきた」という体験談もあり、必ずしも奢られ=ラッキーとは言えなさそうだ。
「スマートに奢れよ」という声も
逆に「必ず払います」という人も少なくない。
「そこまでおもうなら率先して出せばいいじゃん」「自分は金を出す選択肢はなさそうな書き方だよ。金払うなら払うで文句言いそうだし」など、トピ主の「奢られる前提」へのツッコミもあった。
ただ、「割り勘申し出るとそれはそれで不快に思う男もいるからね…」という声もあり、なかなか難しそうだ。
一方で、そんな面倒くささを感じさせるのは「奢る男」に問題があるからだ、という指摘もあった。
「それは二流の男性だね。本当に良い男は食べる前に奢るなんて言わず、会計の時にさらっと払って気を使わせないよ」
奢る方にも、「スマートな奢り方」が求められているというわけだ。
奢られる方だけでなく、奢る方も、あれこれと気を遣って大変だ・・・。この調子だと、「奢り」「奢られ」という駆け引きのない平和な世の中は、当分やってこなさそうだ。