トピ主の追記によれば「夫は40代半ば」で、新卒で入った「お堅い仕事」をずっと続けてきたそう。見た目も趣味も「超真面目」で、「ギャンブルや喫煙も一切したことがなく、飲みにも行かないタイプ」のため、安心していたという。そんな夫が、「まさか貯金つぎこんでるとは」とショックが大きいようで、

「感情が麻痺というか、茫然自失状態で、何も考えられない状態です。つわりで仕事やめなきゃよかったと思いました」

と胸中を吐露。先が見えない中、トピ主は「夫に対してどう接したらいいですか？」と相談している。

トピックの反応で多かったのは、夫に対する批判や離婚を薦める声だ。

「信用できない要素が有りすぎない？」
「実家に一旦帰りましょう。生後半年の赤ちゃんがいるお父さんのすることではない」
「うつで仕事辞めたなら仕方がないかもだけど貯金使うって頭おかしい」

子どもが産まれたばかりでこれからというときに、妻に告げずに勝手に仕事を辞めて3か月とはあまりにも無責任という声が目立つ。会社からの書類で発覚したというが、それがなければいつまで隠しておくつもりだったのか。

また、「旦那の実家に報告してお金出してもらう」「離婚して双方の実家に連絡以外にある？」という意見もあったが、トピ主いわく自身の親は毒親で失踪。夫の両親に言えば同居を迫られる可能性が高く、「代償に介護をしなきゃいけなくなる」と悩んでおり、頼れる身内はいない状況だ。

「ここ数か月いやに元気だと思ってたら、仕事辞めてルンルンだった」

一方、トピック内のコメントには、「うつっぽいね」「夫病んでるね」など夫の身を案じる声も散見された。確かに、これまでずっと仕事でもプライベートでも真面目に生きて来た人が、ある日なにかのきっかけで緊張の糸がプツリと切れてしまった、という見方もできる。男性で特に既婚者の場合、新卒入社からおよそ40年間、「嫌なことがあってもずっと働き続けなければいけない」というプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるだろう。

ただ、トピ主によると夫は上司が嫌いだったようで、今は「辞めて楽しそう」だという。

「ここ数か月いやに元気だと思ってたら、仕事辞めてルンルンだったのに気づきました。辞めれてスッキリしたという内容しか言わず、今後の展望とかは一切答えません」

表向きはルンルンでも、内心は追い込まれているかもしれないが、少なくとも妻からの信頼はすっかりなくなったようだ。トピ主は、「夫はあてにならない」「ともかく子供第一に生きていきたい」と離婚も視野に入れ、自分でなんとかするべく働く決意をしたようだった。

話は変わるが今月5日、「ホンダが早期退職者を募集したところ、当初想定の1000人を大幅に上回る2000人の応募があった」という報道があった。トピ主の夫のように妻に何も言わないと家庭崩壊まっしぐらだが、比較的安定しているように見える企業に勤めていても、きっかけさえあれば仕事を辞めたい、転職したいと考えている人は、案外多いのかもしれない。