東京都の40代女性は、IT・通信業界で働く正社員。年収は1000万円、貯金は4000万円ある。女性には交際相手がいるが、「別に子どもが欲しいとか興味がないので、あえて結婚という形を取らなくても、相手とは良い距離を保てています」と語る。
「もちろん週末や休みはほとんど一緒にいますし、コロナになってからはお互い在宅ワークなのでどちらかの家で二人で仕事していますが、夕方には自分の家に帰宅し、家のことや自分のことをしています。金銭的にも必要なだけはあるので、特に相手に頼るわけでもないので」
十分な収入と蓄えがある女性にとって、お互いが自立し自分で自分のことをする今の関係が心地よいのだろう。
貯金1700万円の女性「稼ぎも貯蓄も一人の時間もある」
「現在一人暮らし15年以上経過」と明かすのは、宮城県の40代女性。不動産業界の正社員で、年収400万円。貯金は1700万円ある。「稼ぎも貯蓄も一人の時間もある。今の生活に、あえて手のかかる存在を取り込もうとは思わない」と語る。
「私が今まで会った男性たちは、女性に対して『奉仕の精神、癒し、自信をつけさせてくれること』を期待する男性ばかりだったので、お互いに協力して生活を築いていくことが難しそうだと感じる」
自活できる力がある人にとって、結婚はわずらわしく感じるのかもしれない。