女性は、「かつての恩師に相談するために会った時、男女の関係になりました」と明かす。恩師とは20歳差。恩師には妻と、遠方に家庭を持つ2人の子ども、孫がいるという。女性も既婚者で大学生になる子どもがいるが、恩師と再会した時期は夫婦関係が破綻しており、その後離婚した。
「恩師は高齢者であり、『男には長年連れ添った妻に責任がある』と。(私とは)20歳の歳の差もあり、最初から『愛人・恋人』の関係性。それプラス『恩師と教え子』の関係性が大きいです」
女性は「恩師の哲学が独特」だと綴っている。
「素敵なお店で食事、ホテルに泊まる、プレゼントなどは一切なし。その上、毎日ライフワーク中心の生活を送って、奥様にバレないようにとデートは1、2時間。ほぼ私の部屋です」
「奥様の誉め言葉を聞かされるたびに心がズキっと痛みます」
女性の部屋で数時間の逢瀬を楽しむ関係の2人。女性は恩師に複雑な気持ちも抱いている。
「心と体、両方の繋がりを大切にしているのですが、彼にとって奥様の存在は大きく、一度も悪く言ったことがなく、(不倫関係が)4年目になった今でも、奥様の褒め言葉を聞かされるたびに心がズキっと痛みます」
妻と別れる意思がない恩師は、女性に対して「必ずいい人が現れる」と言ってくるのだという。
「その可能性は低いと思いますし、大学生の子どもを卒業させる義務があります。不倫は切なくて涙が出ます。でも、生きる力・大きな支え、愛される喜び、それもまた手放せないのです」
女性にとっては切ない関係性だが、それでも恩師の存在が心の支えになっているようだ。