何十年も連れ添った夫に裏切られたという怒りの投稿が寄せられた。50代女性は、
「男性機能不能の夫が女友達をつくり、何度も二人で山に行きました」
「からだの関係は無理だと思うので、法律上の不倫という言葉はあてはまりませんが、心の不倫、心の浮気と思っています」
と苦しい胸の内を打ち明けた。(文:天音琴葉)
※キャリコネニュースでは「不倫された人、した人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/XG3Y7TPZ
夫は仕事から帰ると夜中まで、土日は一日中、職場の女性とLINE
投稿者の夫は現在64歳で、50代のときに大腸がんステージ3から生還した。手術の際に男性機能を失うも、
「生きているだけでありがたいと思い、夫婦とも仲良くレスでも不満はありませんでした」
と当時の心境を振り返った。病を共に乗り越え、絆を深めたはずだった。ところが思いも寄らないことが起きた。
「そんな夫が職場の女性に魅力を感じ、夫の方からLINEで繋がりたいとお願いし、共通の趣味のハイキングに何度も行っていたようです」
相手の女性は50歳で独身で、自由な時間が多かったようだ。夫は仕事から帰ると夜中まで、土日は一日中、50歳女性とLINEしていた。横目に見ていた投稿者はついに我慢の限界が来て、夫婦喧嘩が多くなっていった。
友人からも警告される
投稿者があるイベントに出店した際、問題の50歳女性が会いにきたという。話もそこそこに帰ってしまったが、後日、彼女について驚きの事実を知ることとなった。
「(女性は)一緒に出店していた年下の友人と同級生とわかりました。友人から聞いた話では、女性は高校卒業後高校の先生と結婚後一年もたたず離婚したそうです。その先生は年齢差も背格好も私の夫と似ているので、この先危険と友人に言われました」
この話を聞いたあと夫と話し合ったそう。すると夫は精神的に不安定になった投稿者を気遣い、これ以降LINEはやめたという。しかし心の傷はそう簡単に癒えないものだ。
「LINEのトーク内容は何かあったときの証拠に動画撮影しておきましたが、見返すたびに怒りと悲しみで鬱症状が出てきてつらい日々が続きました。今まで30年以上も連れ添ってきたのに、この仕打ちはなんなんだろう。まだまだ女性機能が健全だった私が浮気もせずレスに耐えてきたのにと思うと本当に心の底から怒りが湧いてきました」
投稿者はプチ家出をし、夫に対する恨みつらみを殴り書きしたノートは今でも続けているとも明かした。
「いつになったら心が晴れるのかと思いつつ毎日を過ごしています」
女性は夫とハイキングに行ってみたらどうだろうか、気分転換にもなるかもしれない。一方で夫は、すっかり元気になったからと言って、支えてくれた妻への感謝を忘れてはいけないだろう。
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