年上を選んだ男性に理想的な年齢差を聞いたところ、Z世代は、「1~2歳」と「3~4歳」がそれぞれ36.8%と最も多かった。対してミレニアル世代も「3~4歳」(33.3%)が最も多いが、次に「5~6歳」(25.9%)と回答した。ちなみにZ世代で「5~6歳」と答えた割合はわずか5.3%となり、違いが目立った。
年上の女性が理想だと思うのはなぜだろう。理由を聞くと、Z世代からはこんな声があがった。
「経済的に安定していそうだから」(36.8%)
「感情的なトラブルが少なくなりそうだから」(36.8%)
ミレニアル世代においては、「感情的なトラブルが少なくなりそうだから」という回答が74.1%と、かなりメンタル面を重視しているようだ。他には、「人生経験の豊富さから、安心感や安定感を感じられそうだから」(37%)という声もあがった。
反対に、年下の女性を希望する男性からは、「若さが持つ美しさやフレッシュさに魅力を感じるから」「甘えられたい/頼られたいから」「同世代や年上と比較して、素直で純粋そうだから」といった理由が挙げられていた。
「男性が年上女性とお付き合い/結婚するケースが増えているか」という質問に対しては、Z世代の64%、ミレニアル世代の55.6%が感じると回答している。そう思う理由は、世代によって違いが見られた。Z世代は「知人や友人の話から」(57.8%)が最多であった一方、ミレニアル世代はそれより16.1ポイント少なく、「SNSやインターネットで見かけて」(60%)が最多回答だった。
年上女性と結婚するケースが増えている要因として、「女性の経済的自立の向上」「メディアの報道やSNSの影響」「個人のライフスタイルの多様化」と見る男性が多いようだ。
実際、Z世代の43%、ミレニアル世代の63.8%が年上女性との交際経験があることがわかった。出会いは、両世代とも「職場や学校」と「SNSやマッチングアプリ」が多かった。
結婚観も多様化する中で、今後、年上女性との結婚もトレンドになってくるのかもしれない。