恋人がケチ過ぎると好きだった気持ちもだんだん冷めてしまう。もちろん程度やこちらの価値観にもよるが、神奈川県の60代女性(既婚)は過去にドン引きした出来事をこう回想する。
「昔、初めてのデートで最初に行った喫茶店で、私に何が飲みたいかも聞かずコーヒー二つを注文した男性は、会計の時に、消費税をプラスした385円を私に請求しました。あまりのケチぶりに帰りました」
どうせ払わせるなら自分で飲みたいものを注文させてほしいものだが、そういう問題でもないのだろう。(文:篠原みつき)
「私が出すからと公共交通機関利用したりタクシー乗るようになりました」
宮城県に住む50代女性(独身)は、「数年前に、お付き合いした人の事です」と苦い記憶を辿る。
「ケチだから2、3キロは平気で歩く。雨が降ろうが大雪でズボズボになろうが歩く以外の選択肢は無い為、私が出すからと公共交通機関利用したりタクシー乗るようになりました」
長距離を歩いて行ける体力や時間が彼氏のほうにはあるとしても、女性からすれば普通のデートでそんな強行軍はしたくないだろう。しかし自分が2人分払わないとバスにも乗れないとしたらしんどい。もちろん、彼氏のケチは交通費にとどまらなかった。
「食料品の買い物していても味より安さ重視でした。珍しくご馳走するからと言ったのに、いざ注文しようとしたら『俺が頼むのと一緒にシェアすればイイさ』と却下されるし…」
これではデートの楽しさも半減どころかマイナスだ。結局女性は「どこへ行っても楽しめなくなりお別れしました」と寂しい結末を明かした。
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