夫の身勝手な「こだわり」に妻ブチギレ! 視聴者メッセージ大荒れ「ただバカなだけ」「社会で大成できるのか」
紹介された「こだわり」は、生活に関するものからマニアックな趣味まで実に様々。「だしを10種類以上常備し、粉末のだし入り料理は食べない」「何をするにもキリのいい数字の日にしか動かない」「見もしないニュース番組を録画する」など、妻からすれば「意味ないじゃん!」と言いたくなるものから、家計を圧迫するこんな事例も。
「スーツを仕立てるために、名古屋から東京へ。シャツのクリーニングも、高速道路で1時間かけて行きつけの店へ」
「スピーカーやアンプを壊れてもいないのに次々と買い足す」
さらには「休日は靴ばかり磨いている。子どもの世話もして」と、家族の時間が犠牲になっているという訴えもありました。
男性陣は「すべてに共感できるわけではないけれど、気持ちは分かる。男の城、生きる糧なんだ」と擁護。奥様代表ゲストの虻川美穂子さんは「主婦だって好きなことやりたいけど、自分のことだけじゃなくて家族のこともやらなきゃいけない」と抗議。番組には視聴者から、こんな辛辣なメッセージも寄せられました。
「結婚して25年、子どもは成長して変わっていくけど、夫はまったく変わらない。こだわりというとカッコいいけど、ただバカなだけ。家庭というコミュニティーでうまく立ち回れない人が、社会で大成できるのか」
イノッチなど男性陣は「男ってそういうもの」と反論
これにはイノッチが怒りを含んだ声で「あなたのだんなさんの話でしょっ、てことですよ。男が全部ってわけではないですから」と反論。それでも「男が成長しない、子どものままっていうのはそうだと思う」と認めていました。
「男ってそういうもの」という男性陣に、今度は有働由美子アナウンサーが「言い訳じゃないの。なぜ男だけが子どものままでいいの。女だって少女のままでいたいわ」と噛みつくと、イノッチは男性の心情をこう代弁します。
「だって、ちゃんと税金払ってるんだからさ。大人としての役割は、ちゃんと果たしてるんだから!」
女が趣味ばかりやったら家庭は成り立たないでしょ?との抗議にも、イノッチは「なんとかなるよ! 大丈夫だよ!」と折れません。以前放送の「ガキ夫特集」を思い出します。
さらにイノッチは「これは世の中の女性と3人(柳澤、六角、天野)の話ではなく、この3人の奥さんがどう思っているかって話なんですよ!」と、問題を個人的な方向に変えようとします。
奥さんを趣味に巻き込むことが勝因なのか
イノッチは柳澤さん夫妻を「30年一緒にいる、それでいいじゃない!」と言い募り、柳澤さんの奥さんがアマチュア無線の免許まで持っていることを挙げて「成功例として見るべきですって、これは!」と熱く語ります。
男性陣は「そうだそうだ」と盛り上がり、柳澤さんはイノッチの手を取り「ありがとう~!」と固く握手。奥さんを趣味に巻き込むことが勝因、という結論になりました。
しかし番組の終わりに柳澤さんが明かしたところによると、奥さんは資格までは取ったものの、いまはまったく見向きもしてくれないそう。柳澤さん曰く、
「世の中、そんなにうまくまとまらないんです……」
結局は「夫の趣味をどこまで許すか」という議論になっていましたが、なぜか男のこだわりを熱く擁護したイノッチが印象的でした。
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