トピ主によると、彼氏が転職を求めてくる理由は、将来の育児を見越してのことらしい。彼の言い分は、こうだ。

「周りの友人夫婦は子どもが熱出したりしたら交互にリモート勤務して、収入を減らさずに生活出来ている」
「私の仕事的に(看護師です)在宅は出来ないよね？ 俺ばかり在宅させてもらって会社に申し訳なくなる、それか私が退職して専業主婦になり世帯年収が下がる」

つまり、子どもが病気になった際、在宅勤務ができないトピ主の代わりに自分ばかりが仕事を調整するのは「会社に申し訳ない」。かといって、トピ主に専業主婦になられて世帯年収が下がるのも困る。だから、彼女に「リモート勤務できる仕事に転職して欲しい」というのだ。

「彼は元々周りに流されやすい人だなとは思っていましたが」と困惑するトピ主は、この身勝手な要求に、「怒りよりショックを受けています」と心境を吐露。さらに、トピ主は年齢や容姿にコンプレックスがあり、この理不尽な要求を前にしても別れを即決できないでいるようだ。

「結婚前に本性が見えてラッキー」彼氏への批判と“別れ”を勧める声が殺到

この身勝手な彼氏の要求に、コメント欄には批判が殺到。結婚を「やめるなら今」「一秒でも早く別れな！」といった声が相次いだ。

「結婚前に本性が見えてラッキー」
「自分の思い通りにするために『別れる』って言葉使う人無理」

という意見に、筆者も同感だ。「別れ」をちらつかせて相手をコントロールしようとする姿勢は、典型的なモラハラと捉えられても仕方ないだろう。

また、彼氏の主張の矛盾点を指摘する声も多い。特に「俺ばかり在宅させてもらって会社に申し訳なくなる」という部分には、

「俺が家事育児やらなきゃいけなくなりそうでヤダの間違いでは？」
「嫁そっちのけで会社に申し訳なくなるとか言ってるなら会社と結婚しろ！！」

など、厳しいツッコミが殺到。結局は、自分が育児で大変な思いをしたくないだけではないか、という見方が大半だ。

さらに、トピ主が時間もお金もかけて資格を取得し、キャリアを築いてきた「看護師」という仕事への敬意のなさに憤る声も目立つ。

「主さんのキャリアをなんだと思っているのか」
「看護師という責任ある立派な仕事をしている彼女にそんなこと言う男どうなん？」

彼の要求の根底には、「自分の負担は避けたい、でも収入は維持したい」という自己中心的な考えと、彼女のキャリアや人生への敬意の欠如が透けて見える。

トピ主はコメントへの返信で、彼から容姿をからかわれることが日常的にあり、すでに主従関係ができていることも明かしている。今回の件は、氷山の一角だったのかもしれない。

多くの人がアドバイスするように、自分のキャリアと尊厳を犠牲にしてまで手に入れる結婚が、果たして本当に幸せなのだろうか。この際、自分の人生にとって大切なものは何なのかを、冷静に考えるべき時なのかもしれない。