結婚式に元不倫相手を招待した女性「私の独身最後の晴れ姿見て!」――「悪い女」と自覚も「今の私を作ってくれた」のは彼…【後編】 | キャリコネニュース
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結婚式に元不倫相手を招待した女性「私の独身最後の晴れ姿見て!」――「悪い女」と自覚も「今の私を作ってくれた」のは彼…【後編】

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元彼を結婚式に呼ぶ女性が稀にいるが、一体どういう心境なのだろうか。元不倫相手を招待した女性もいるようで……。

20代の頃、職場の男性と不倫していたという50代女性。相手の男性は24歳年上の支店長で、旅行中に「胸が痛い」と訴え、翌日に緊急搬送されたという。これをきっかけに、3年にわたった不倫関係がほころび始めた。

「見舞いなんか行くなよ」と直属の上司に釘を刺された女性だったが、「どんな人だか、見てやりたい!!」という興味本位から、不倫相手の妻のパン教室に潜入したそうだ。【前編】では、そんな女性の若さゆえの暴走エピソードを紹介した。

結局、パン教室で相手の妻の美しさに衝撃を受けることとなり、

「家族を捨てて私と一緒になれる??ならないなら今日で終わり!」

と、自ら別れを切り出した。その後、知人の紹介で別の男性と出会い、結婚することに……。すると女性は、あろうことか、かつての不倫相手に結婚式の招待状を送ったという。(文:天音琴葉)

「変な目で見られないように」カモフラージュ工作も

女性は、元不倫相手にこう言ったそうだ。

「結婚式、来れないよね??私の独身最後の晴れ姿見てほしい!」

おそらく、美しい姿を見せつけることで、別れたことを後悔させてやりたいという気持ちからだろう。女性はさらに、

「勿論、他店の支店長、他の方で可愛がってくれた人も招待し、彼が何故いる??みたいな変な目で見られないようにはしました」

と、カモフラージュ工作まで行ったそうだ。結局、元不倫相手は結婚式にやって来たという。晴れ姿を見て、何を思ったのだろうか。

妻を亡くして寂しげな彼と再会、そして2年後……

それから25年の月日が流れた。女性が51歳、元不倫相手が75歳になった頃、偶然の再会を果たす。

「寂しそうな顔して、1人買い物してる彼と偶然再会。(中略)6歳年下の奥様が脳腫瘍で亡くなったそうです」

かつて女性がパン教室に潜入してまで見た、あの美しい妻は既に他界していた。そして再会から2年後、彼もまた鬼籍に入った。かつての職場の先輩から、こんな連絡があったという。

「葬式の連絡来たから、もし、気になるなら最期のお別れ行ったら??」

「毎日、私は悪い女だったなと思いつつ…」

先輩の計らいで葬儀に参列した女性。そこで目にしたのは、彼の娘の姿だった。それから年月が流れた今、成長した彼の娘を見かけることがあるそうだ。

「彼の娘さんが現在、フリーの女子アナになり、TVでその姿みるたびに、何とも言えない気持ちになりますが、過去は修正出来ないので」

テレビで活躍する娘の姿を見るにつけ、かつて自分がその家庭を壊そうとしていた事実に直面させられるのだろう。

「人の妻となり32年、母親になって31年。毎日、私は悪い女だったなと思いつつ生活してますが、今の私を作ってくれたのも、この経験あったからこそとも」

女性は「人生色々ってこのこと、と思いつつ暮らしてます」と結んだ。

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