こういうね！こういうやつね！

「話し合いをしているときに『あざとい！』と思う女性は？」という質問に対して、一番多かったのは「上の人にいい顔をする」（44％）。上司に愛想よく接することは悪いことではないはずだが、同性から媚びを売っていると思われてしまう可能性も高いようだ。

大きく差が開いて「上手く誘導して判断を促す」（14％）。次いで同率で「責任転嫁をする」「周りの意見に合わせる」「天然ぶって話を逸らす」（9％）となっている。

続いて「男性の前で『あざとい！』と思う女性は？」については、「男性の中でも選んで甘える」（32％）に票が集まった。続いて「しゃべり方を変える」（18％）、「天然のフリして助けてもらう」（13％）と続き、いかにもなあざとさが挙がった。

「自分に自信がないフリをする」（9％）や「あえて女友達にボディタッチ」（5％）という項目は意外と順位が低い。「私、ブスだから～」って言って「〇〇ちゃんそんなことないよ」という言葉を待っている女子や、普段こちらに近寄りもしない癖に「私、△△ちゃんのこと大好きなの～」って抱きついてくる女子も十分あざといと思うが……。

しかし「あざといと分かっていてもモテる女性は？」という質問では、「自分の感情に素直に行動」（27％）が一番多い。次いで「常識のある天然キャラ」（22％）、「ブリっ子だけど意見を言える」（18％）と続く。また「あざとさも実力のうちだと思う」と回答した人は82％もいた。

もしかしたら「あの子あざといよね」と言ってしまう人は、彼女たちのことを羨ましがっているのではないだろうか。自分の感情の通り素直に行動できたり、意見をはっきり言えたり、本当はやりたいけど恥ずかしくてできない。だからこそ「あの子あざといよね」と批判してしまうのではないか。実際「あざとい」女子と「嫉妬深い」女子なら断然前者の方がカワイイ。やはり「あざとさ」は才能であり力なのだろう。