30代女性が「仕事が嫌。結婚して逃げたい」ってアリ? 「現実はそんなに甘くない」という声相次ぐ | キャリコネニュース
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30代女性が「仕事が嫌。結婚して逃げたい」ってアリ? 「現実はそんなに甘くない」という声相次ぐ

すべてが嫌になって、この状態から逃げ出したくなる。誰もが1度は抱えたことのある思いだろう。ガールズちゃんねるでは4月24日、「仕事や人間関係が嫌で結婚に逃げた人」というスレッドが立ち、話題になっている。

スレ主は30代半ばで、仕事も人間関係もうまくいっていない。そのため結婚をして今の環境から逃げ出したいという。

「相手がいないので今すぐとはいきませんが、この際婚活に全力投資して結婚に逃げようと思っています。結婚に逃げた人、うまくいっていますか? 周りが次々に嫁いでて気が気じゃありません!」

「仕事はやめれるけど育児や旦那と付き合うのはやめれない」

もう全部いやだ。

もう全部いやだ。

これに対してスレ内では、実際に「仕事がつらく結婚に逃げた」という人が多数出ていた。

「専業になれたらほんと楽。主さん野望は隠して頑張れ!!」
「30歳で仕事が嫌で嫌で(仕事と言うより、人間関係が本当に嫌だった!)結婚して、それ以来ずっと専業主婦です(略)仕事が嫌で結婚に逃げるのもアリだと思います」

確かに、専業主婦なら基本的に日常接するのは家族が中心になる。会社特有の面倒くさい人間関係もないので、そういう意味では楽かもしれない。

その一方で、安易に仕事を辞めるのはよくない、という意見もある。

「逃げて今結婚12年目。今度は仕事が恋しくなってます。結局は、ないものねだりしちゃうよね、人間って」

一度仕事を辞めて何年も経ってしまうと、復職するのは中々ハードルが上がる。子育てで働き続けることができない、というのでもない限り、辞めるかどうかはよくよく考えた方がよさそうだ。その会社が嫌なら転職という手もある。

「関東で専業だったらやっぱり年収1000万はないと無理」

そもそも、専業主婦になろうと思っても、「現実はそんなに甘くないよ」という意見もある。経済的に余裕のなく、結果として共働きをしているという世帯も少なくない。

「関東で専業だったらやっぱり年収1000万はないと無理だよね。旦那30で年収500強、私27で450くらいなんだけどやっぱり共働きするしかないよー!」

労働政策研究・研修機構が発表した「専業主婦世帯と共働き世帯」によると、1980 年には1100万世帯あった専業主婦世帯が2016年には664万世帯に減っている。その一方で共働き世帯は1129万世帯に増えており、今や専業主婦世帯の方が珍しいともいえる。

そのためか、スレッド内でも「逃げるというより潮時ではないのかな? 私は違う方向に行くチャンスだと思ったけどね」という書き込みも。仕事も人間関係もうまくいっていない今だからこそ「結婚」という道が見えたのだろう。本意ではないかもしれないが、「転職」を視野に入れて環境を変えるのも手ではないだろうか。

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