「この人とはもう仲良くできない」と思った瞬間 「待ち合わせに毎回遅刻」「スピリチュアルの押し付け」
「この人とはもう仲良くできない」というのはつまり、友達関係の終わりということだ。思われた側はけっこうキツイ。あまりに大きな価値観の違いや金銭感覚の違いでそうなってしまうのは仕方ないが、ふとした言動や小さな問題の積み重ねで「もうこの人とは無理」となることも少なくないようだ。
その典型が「待ち合わせに毎回遅刻」。バスや電車で来るのにいつも遅刻してくる友達にイライラしていたというある女性は、
「なんで人を待たさないようにもうちょい早く家を出られないんだろうと。しかも合流してから化粧やりだす。その間わたしは暇。眉毛なしで外出できるならもうええやんって思う」
と至極まっとうなコメントを残している。遅刻常習犯の人は「ちょっとぐらいいいだろう」と感覚が麻痺し、自分に甘くなっているのだろう。まさかそのことで友情関係が終わる日が来るとは思わずに。親しき仲にも礼儀ありとはまさにこのことだ。
他に挙がったのが”依存が過ぎる”友達。「他の友達といつどこで何をしたか細かく詮索してくる友達が怖くなって距離置いた」「仕事の都合で地元離れるのが決まったら、『仕事辞めて地元に残って』と(本気で)言い始めた」などにはじまり、
「『私と彼氏、どっちとるの?』と聞かれたから『彼氏』と答えて喧嘩別れしました」
という人も。愛されるのは嬉しいことだが、イキ過ぎは怖いということか。その他、
「子どもがインフルエンザになったのに『バレなきゃいい』と保育園に連れて行ったのを聞いた時」
というような、”人として信用できなくなったら終わり”系も。確かにコレはキツイ。「自分さえよければあとはどうでもいいと考えています」といっているようなもんだ。そんな人とどうやって友情を育んでいっていいのかわからない。
「2人で会っているのにずっとスマホをいじっている」
その他、意外にも多かったのが「やんわり宗教勧誘」「保険勧誘」「ネズミ講に誘ってくる」「化粧品売られる」などの勧誘系。出会ったばかりの人ならまだしも、前からの友達の場合、警戒心もないため驚いてしまいそうだ。
また、個人的にも共感するのが「人の悪口ばかり言う」「会う度に愚痴ばかり言う」というもの。もちろん気を許し合った仲だから、愚痴のひとつやふたつはあって当たり前。ただ、会話の90%が悪口や愚痴となると、「あァもっと楽しい話がしたい」となり、この人とは”友達に求めるもの”が違うなァと感じてしまう。
「2人で会っているのにずっとスマホをいじっている」という声も挙がっていたが、それもわかる。「私たちはいったい何のために会ってるのか?」と固まってしまう。
他に挙がっていたのは「人の育児方法をディスる」「2人で出かけてるのに私を置いてきぼりにしてナンパ男について行った」「スピリチュアルの押し付け」など。最後のスピ系は近年増加傾向にあるようで、友達にスピられたある人はその時の苦悩をこう書き込む。
「気持ちが凹んでいるのに、こちらの気持ちを察しないでスピの考え方を一方的に言ってきた。おまえは神様か!」
また、筆者的に痛かったのは「真面目なのに大雑把な人。固いのにいい加減、どっちつかずで扱いにくい」という声。「振り幅が大きく極端」とよくいわれる筆者の特徴そのものなので、友達から同じように思われているかもしれない。「ホンマすいませんややこしくて、でも今後もヨロシク」と謝りたい。