「男性を職業で選ぶのはダメ?」――公務員と結婚したい女性に忠告相次ぐ「退職した時に魅力を感じなくなる」
誰にも付き合ったり結婚したりするのに「条件」はあるはず。ガールズちゃんねるでは5月11日、「男性を職業で選ぶのはいけないことですか?」というトピックが立った。トピ主の意見は至ってシンプルだ。
「私はかっこよくて、安定した職業の公務員の人とお付き合いしたいと考えてるのですが、男性を職業で選ぶのはいけないことだと思いますか?」
「サービス残業当たり前だし土日出勤」という声も
これに対して「『かっこよくて』も入ってる時点で、あなたは既に多くを求め過ぎ」という意見もあったが、
「生活の安定は結婚における大切な要素の一つ。(中略)売れないミュージシャンと公務員なら誰でも後者を選ぶわ」
という肯定的な声が非常に多かった。一般企業と比べてもリストラや倒産の心配がなく、安定した収入が得られる公務員は、子育てや住宅ローンなど将来的なことを考えると魅力的に映るだろう。
その一方で、公務員の妻だという人から「あなたが思っている以上に安定してないよ」という指摘もあった。
「サービス残業当たり前だし土日出勤。(中略)主人は結婚してからも最低22時以降帰宅です。 結婚するなら公務員!という時代はとっくに終わりましたよ」
また中々高収入とも言えないようで、トピ内でも「共働きは絶対(必要)」という声が多い。確かに一部上場の大企業に比べれば公務員は安いかもしれない。しかしそれでも世の中の大多数の中小企業よりは高いだろう。
東洋経済オンラインの「公務員年収ランキングトップ500」によると、1位は東京都武蔵野市で平均年収は737万円となっている。次いで兵庫県三木市(724万円)、東京都中野区(721万円)となっている。
また、同「ワースト500」によると1位は大分県姫島村の415万。上位はやはり地方の村役場が多いが、そうした地域の一般企業に比べると恵まれていると思われる。そもそも地方では仕事自体がない、というケースもある。
安定を求めるならむしろ自分が安定した仕事に就けばいいのでは?
しかし当然のことながら「公務員」という職業だけで選ぶより、その人の能力や人柄をしっかり見極めるべきだという人も多い。公務員の夫が精神を病んで退職した、という人は「職業で選ぶとその後魅力を感じなくなるよ」と書いている。
また、現在の給与や職業ではなく「仕事に対する姿勢」の方が重要という意見もある。「旦那、結婚当初は民間のかなりの安月給、今は大企業に転職したよ」という人もいた。
また、安定を求めるのであればトピ主が稼げばいい、というアドバイスもあった。子どもが出来ても育休を取って働き続けられる職場に身を置くことが大事だとし、「男性に頼るよりもまず自立しましょう!専業やパート主婦よりもバリバリ働く女性の方が断然、魅力がありますよ!」とエールを送っている。
※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。