「玉の輿に乗るにはどうすれば?」女子高生の質問に厳しい指摘「エリートと結婚するには自分もエリートにならないと」
これに対して、スレッドにはほとんど同一の答えが次々に上がっていた。
「自分がエリート層になる。 エリートはエリートで固まるから底辺を生きてるようではそもそもエリートと出会えない」
「高校生なら必死に勉強していい大学に入りましょう」
「いい大学には頭のいいお金の稼げる男子がいる!」などの声もあるように、優秀な男子は並みの高校にはそういないし、資産家の家に生まれついた人は有名私立高校に入っている。そもそも高校生からずっとつき合って結婚する人は少ないのだから、高校で距離を詰めておいても意味がない、と諭す人が多い。
当然、「お金持ちのボンボンはお金目当てで擦り寄ってくる女なんかすぐ見分けつくよ」という声も。男性もバカではない。相手にハイレベルを求めるなら、自分もそれに見合うくらい素晴らしい女性でなくてはならないはずだ。
最近は同程度の学歴同士の結婚が増加傾向
「自分がエリートじゃないとエリートには出会えない」を裏付けるように、いま学歴が同等の「同類婚」が増えているという。
労働政策研究・研修機構が9月に発表した「第4回子育て世帯全国調査」によると、「高学歴同士ならびに低学歴同士のいわゆる『同類婚』は、日本の高学歴層で増えている」という。(参照:「高学歴同士の『同類婚』増加」 キャリコネニュース)
子育て中の夫婦に限ったデータではあるが、夫婦の最終学歴を「中学校」「高校」「短大・高専他」「大学・大学院」の4つに分類して比較すると、
「夫婦ともに『大学・大学院』を卒業している高学歴カップルは17.9%で、初回調査時の12.9%より5ポイント増加した」
とのこと。つまり子育て世帯の約18%は両親ともに「大学・大学院卒」というわけだ。確かにハイスペックの相手を見つけたいなら、そういう人がいる環境に自らを置くことが肝要だろう。
スレッドの中には「勉強が苦手な場合は、都会の一流大学と交流のある中堅女子大に入る。または、社会人になってから派遣社員として大手に潜り込む」のような手法を説く人もいたが、「どちらにせよ競争率はすごいから、顔なり性格なり光るものがないと厳しいけど」と現実もつけ加える。
「玉の輿に乗りたいと思ってる人ほど乗れないから。将来は自分で稼ぐつもりでいた方がいいよ。その方が玉の輿のれる」という声もあるが、じゃあ、それってもう、玉の輿ではないのでは……と、ちょっとひっかかる。
筆者の疑問と同様に、「正論だけど、それは玉の輿じゃないわ。 釣り合ってるわけだから」という突っ込みもあった。そう、玉の輿は狭き門。女子高生のトピ主には、自分で稼げるよう努力して、「釣り合う人と同類婚しなさい」と言いたい。
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