男性は夫婦共働きで、高校生と小学生の子どもがいる。夫婦の年収はそれぞれ250~300万円、世帯年収では550~600万円程度になる。
「夫婦ともに通勤時間が約10分の地元企業に勤めています。週休2日で、たまに残業や休日出勤があり、有休も自由に取得できます」
現在の生活については、高校の授業料が無償になるなど国の支援を受けられていることもあり「裕福とは言えないが、日々の生活に困ってはいません」という。
「家賃は月8万円です。たまに家族で外食や旅行もしています。夫婦ともにタバコは吸いません。酒は自宅で晩酌をするか、家族で居酒屋に行って飲むくらいです。もしキャバクラやスナックに行っていれば、お金もなくなるでしょう。でも元々そういうところが嫌いなので」
男性は「趣味に使うお金も十分すぎるほどある」と現在の生活水準についても特に不満はないと綴っている。とはいえ、かつての生活は現在と違った。
「高収入でも余裕がないのは“無駄遣いが過ぎるだけ”」
「10年ほど前は、私ひとりで今の世帯年収くらいを稼いでいました。でもその頃は毎日が残業で、休みも週に1度きり。休日出勤や早出もあり、肉体的にも精神的にも疲れ切っていました」
そうしたなか病気になってしまい、現在のワークスタイルに変えた。すると幸福度が当時の倍以上に感じられたという。生活水準の低下も懸念したが、実際は「車のグレードが下がったくらい」と述べ、目に見えて落ちることはなかったそうだ。男性は、
「周囲を見るとウチと世帯年収が同程度、または多いのに『余裕がない』という話が溢れています。でもそれは単に“無駄遣いが過ぎるだけ”ではないのかと思います」
と書いている。
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