流通・小売系の会社に勤める女性は、中学生の子どもを抱えるワーキングマザー。夫婦共働きで世帯年収400万円だ。「普通車だと維持できない」という理由から、軽自動車に乗り続けて10年以上になる。「スマホはサブブランドの安いプラン」といい、
「散髪は家族全員1000円カット。旅行やレジャーはせず、映画とかゲームセンター程度。衣料は安いチェーン店で購入。夫の小遣いは月1万5000円。犬猫は養えないので、ペットはハムスターを飼っている。夫婦であらゆるキャッシュレス決済を駆使し、生み出したポイントで生活費を浮かせている」
と打ち明ける。ほかにも「種銭をためてNISAで投資する」「固定費をカットする」など常に工夫を凝らす日々だ。女性は「ここまでやっているから、ちゃんと老後の貯金もできた。それに生活も安定している。価値観を家族で共有し、一丸となってやるのが大事」と節約生活の秘訣を明かしている。
「小遣いはリーマンショック時に購入した株式の配当金」
ポイント活用はしなくても、貯蓄ができるよう家計のやりくりはできる。「生命保険や投資を合わせれば、毎月5万円ほど貯蓄できています」と語るのは、メーカーで働く愛知県の20代男性だ。夫婦2人暮らしで世帯年収は550万円。「まだ子どもがいないので」と生活状況を打ち明ける。
「妻は専業主婦。休日は2人で映画を見に行ったり、買い物に出かけたり。外食の回数はそれほど多くありませんが、切り詰めた生活をしているわけでもないです」
ほかにも、
「30代の時に自分で生命保険を見直し、クレジットカードについても調べた。携帯料金の情報も常に集めているので、裕福ではないが困ってもいない。小遣いは、リーマンショック時に購入した株式の配当金を使う。だから妻には『小遣いゼロで』と言ってある」(50代男性/福井県/流通・小売系/世帯年収550万円)
という声が寄せられている。
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