女性は夫婦共働きで2人の子どもを養っている。子どもがいるのに多額を貯蓄できているのは、固定費を抑えているからだ。
「格安スマホを使っているので、通信費は夫婦合算で月1万円以下。その分、食費はあまり節約していない。週末は外食をするなど手を抜いている」
しっかりと支出のバランスを把握しながら、無理のない節約を意識することが、やりくり成功の秘訣かもしれない。
もちろん家計のやりくりに苦戦している家庭もある。「余裕ある生活なんて送れないです」と語るのは、京都府の50代女性。夫婦共働きで世帯年収は1300万円だが、住宅ローン・光熱費・固定資産税の支払いが大きいという。さらに家計の大きな負担となっているのが、子どもの教育費だ。
「自分の服も姉からもらっています」
女性は「子どもは公立高校に通わせていますが」と前置きしたうえで、
「月4万円の学校積立金、授業料と通学費がともに1万円。塾費用は冬期講習なども含めて6万円以上です。それに学資保険料や部活費用やらを含めると、最低でも月14万円はかかっています」
と明かす。月々の支出が多いことから「自分の洋服を買うのも躊躇します。買うならGUですかね」と語る女性。生活のやりくりについては、
「買い物は1週間のメニューを決めて、業務用スーパーでまとめ買いです。自分の服も姉からもらっています」
と綴る。苦戦を強いられながらも日々、暮らしの知恵を振り絞っているようだ。
ほかには、
「夫婦2人暮らしで、ともに年収600万円台。片方の収入のみで生活し、残りは全部ないものとして貯蓄しています。住宅ローン減税が終わったら、貯蓄を一気に返済にあてる予定です。地方都市なので、贅沢をしなければ十分に生活できるかと」(30代男性/兵庫県/正社員/世帯年収1300万円)
「夫婦のみの世帯。節約と貯金、そして贅沢はしない」(30代女性/東京都/IT・通信系/世帯年収1400万円)
という声も寄せられている。
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