山梨県の30代既婚女性(メーカー経営/世帯年収1700万円)は、現在の生活感について「スーパーでは値段を見ずにフルーツなどを購入できます」という。それ以外にも「子どもは2人います。習い事の費用で躊躇することもなく、学用品を購入する時もケチケチせずに使います。車は、それなりに高価な新車を3年周期で一括購入」と付け加える。しかし一方で
「高級車と言っても、無難な国産車です。本当は乗りたい車があるものの、事業をしているため、世間体を気にせずにはいられないですから。会社員の友人と食事をすると『経費で払わないの?』と聞かれることも」
経営者としての苦労は、それにとどまらない。立場的に休みが思うように取れず「家族で外出する機会も少ないです」ともらす。また仕事上の付き合いで飲み会への参加が多いことから、「交際費がかさみがちです」とも書いていた。
「住宅ローンの金利よりも、株の配当金や利回りのほうが高い」
都内の50代既婚男性(金融・保険系)は、夫婦と子ども1人の家族3人で世帯年収1800万円。注文住宅に住んでおり、「土地、家、外構、家具、電化製品込みで、総額1億1000万円です」と続ける。
「住宅ローンは7000万円で、残りは外貨預金などを売却して準備しました。株も売れば、住宅ローンを組む必要もありませんでしたが、住宅ローンの金利よりも、株の配当金や利回りのほうが高い。そこに住宅ローン減税も加わりますから」
所有車については「3年前に新車で購入したボルボのSUVに乗っています」とのことだ。
ほかには
「車は持っていませんが、マンションは買いました。生活は少し余裕がある程度で、ごく平均的です。子どもは2人いますが、この人数なら生活も苦しくならないです。とはいえ児童手当は全カットで、高校無償化なども対象外。昇給をしても、年収800万円を超えたあたりから、ほとんど手取りは変わらない感覚です。頑張って稼いでいるのに、税金が高すぎです……」(40代既婚男性/長崎県/メーカー/世帯年収1600万円)
という声も寄せられていた。
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