
画像はイメージ(AIで作成)
自動車など高額な商品を扱う店では、客の年齢や服装などを見て担当者が対応を変えてくることがある。効率的な営業のためなのかもしれないが、あまりにあからさまだと客も不快になる。
投稿を寄せた東京都の50代男性は、20代のころに外車ディーラーで受けた接客が今でも忘れられないという。
男性は、数年間の貯金を経て、そのメーカーの新車を購入しに行った。しかし、店員の態度は、男性の経済力を見た目で一方的に決めつけたものだった。(文:境井佑茉)
意気揚々とディーラーに出向いた男性。担当したセールスマンに希望の車種を告げたが……。
「『お探しの車種は、現在はないですね…』と言われました」
「まだお若いのですから、何も無理して新車を買う必要はない」
そのセールスマンは30代男性だったという。当時の男性よりも歳上だ。こんなことも言ってきたという。
「まだお若いのですから、何も無理して新車を買う必要はない」
男性は、免許を取得する前からその車を買うことが夢だったのだそう。諦めずにそのことを伝えるも、やはり「『まだ、お若いのですから…』の一点張り」だった。男性がまだ若かったので買えるわけがないと見ての対応なのだろう。
何年も貯金して「いざ」というときにこの態度では、腹立たしかっただろう。「話にならない」と判断した男性は、そのディーラーを後にした。
後日、そのディーラーで書いたアンケートをもとに、電話がかかってきた。男性は「相手を見て対応するようなディーラーとは付き合いたくない」と伝えたところ、今度は店長から連絡がきたそう。
「店長は『まだ(私が若いので、ローンで)苦労させてはいけないと担当者が配慮した』と言っていましたが、明らかに年下を見下した態度を感じ、そのディーラーとの縁は切りました」
親切心があったのかもしれないが、一方的に決めつけられ見下されたと感じた男性は、その店での購入をやめることにした
友人に「その店舗は避けるように助言しています」
そこは当時、若者の間で一番人気のメーカーだった。男性は、担当のセールスマンも「驕り高ぶっていたのかもしれません」としながらも、
「買う側の気持ちを理解せず、見た目で判断したセールスマンとそれをカバーしようとした店長の態度は、忘れられないものとなりました」
と振り返る。その後は、今回の出来事を教訓として周囲に伝えているという。
「友人・知人が私と同じ車種を希望した時は、その店舗は避けるように助言しています」
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