お金を無駄遣いしている感覚がやってくると、一気にしんどくなる。
「ソシャゲのガチャ推しでないし。しんどい。ただの絵なのに」
「コンプリートとかにこだわると、実は特に欲しくない物も買っちゃったりしてるよね」
「これ、本当に欲しかったの?」と自問自答し始めたら最後、後悔がどっと押し寄せる。中には「ブラインド商品ばかりで高い金出してるのに好きなキャラが出ないとか酷過ぎる」と中身がわからないブラインド商品について言及する人も。
企業側はオタ活している人の「好きな作品のグッズはコンプリートしたい」という心理を巧みに利用した商品販売を展開している。次から次へと新しい商品を発売するため、終わりなきオタ活に次第に冷めてしまう人も多いのだろう。
「落選したら絶望。当選してもその日まで無事生きてられるかとか考えてしまう」
オタ活が生活の中心になるのは考えものである。
「好きだったアイドルのコンサートの当落にドキドキして、落選したら絶望だし、当選してもその日まで無事生きてられるかとか考えてしまい、本当に疲れる」
日常生活に刺激を与えるためにオタ活に励んでいる人は結構いるが、その刺激が苦痛になることもあるという。夢中になれるものがあるのは素晴らしいが、適度な距離感を保つことが大切なのかもしれない。
「ハマるとその人のこと何でも知りたくなって過去の作品はもちろん、何でも調べまくってしまって恋愛事情とかゴシップまで余計な情報知ってしまったりツイッターとかもその人の名前でエゴサーチしてしまう」
アイドルや役者にハマりすぎてしまうと、ついついその人物の歴史をさかのぼりたくなってしまうが、見たくない過去を目にしてしまって精神的ダメージを受けることもある。ファンからすればアイドルや役者は神格化したくなるが、「同じ人間だし」と割り切ることも時には必要だ。
「推しは推せるときに推せ」というコメントがあるように、オタ活は自分が楽しむためにやることなので、休みたい時に休んで推したくなった時に推すのが一番だろう。