まさかの爆裂機!? 斜陽パチスロに差をつけるパチンコ新台 これは規制が入るかも | キャリコネニュース - Page 2
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まさかの爆裂機!? 斜陽パチスロに差をつけるパチンコ新台 これは規制が入るかも

爆裂性能でユーザーを魅了し、そのせいで借金をしてまで打ち込むほどの依存者を続出させた4号機パチスロ。その状況を改善すべく登場したマイルドな5号機パチスロ。そのおかげで一旦はパチスロの異常な加熱性は鎮火した。

一方、2005年にはホールに『CRぱちんこウルトラセブンL77』などの爆裂スペック機種が登場する。パチスロとパチンコ、どちらかが落ち目になるともう一方が復権する法則を、僕はこのときはじめて目の当たりにした。

この機種は通常の大当たり確率こそ1/479だが、一度確変に入るとその継続率自体が81.67%。当たりにくいが当たると一気に出玉が増えることで中毒者を続出させることとなった。

が、そうなると今度は「パチンコの出玉性が高すぎる」とお上から睨まれるわけで。さらには、そうこうしている間にパチスロメーカーも規制の穴を掻い潜って『新鬼武者』『バジリスク~甲賀忍法帖~』などの出玉性能と射幸性の高い機種をリリース。すると、パチンコが落ち目となってパチスロ人気が高まるという構図になった。

そして今、時代はパチスロ6号機が主流。5号機時代にまたも射幸性を高め過ぎて問題が再燃したパチスロ業界は、著しい出玉性能への規制を受け入れることとなる。それこそが今日の、2400枚規制である。

パチンコ、パチスロをしない方に分かりやすく書くと、一撃48000円分のメダルを出すと、絶対に大当たりが終わるという仕組みを搭載した機種。これが6号機パチスロの最大の特徴。その代わりに投資スピードも幾分マイルドになっているし、勝ちにくいが負けにくくもなっている。

何度か書いてきたが、これこそ遊技であるし、個人的にはパチスロはこのまま進歩しなくて良いとさえ感じている。

一方、散々書いたようにパチンコとパチスロ、どちらかが落ち目となればもう片方が一気に躍進するのがこの業界。今度もパチンコの躍進が、本当に凄まじい。

出玉上限アリのパチスロを一気に追い抜く今のパチンコの出玉感

前項で書いた通り、現状のパチスロ6号機は上限48000円で必ず大当たりが終了する足かせがある。一方、パチンコはかなり自由度が高い機種が揃っている。マシンによっては1つの大当たり1600発。等価換算で6400円分、それが81%で継続して抽選から漏れるまで5万でも10万でも出続けるという事態になっている。

その機種が『ぱちんこウルトラマンタロウ2』であり、先日ちょっと打ってみたところ、11時から14時まで一切当たりなし。5万円も使ってしまった。ところが、この機種には遊タイムと呼ばれる天井救済機能がついており、通常時950回転当たらない状態だと、以降持ち玉を減らさずに大当たりをすぐに射止められるモードに移行する。

これによって、ものの10分か20分でこの機種の場合81%で大当たりが連チャンし、数時間延々現金投資してきた分がお釣りを伴って戻ってきたのである。

このとき、確かに嬉しかったんだけど反面「このままだとまた規制されちゃうぞ」との考えも頭をよぎった。

僕は常々、こちらのコラムで『ミリオンゴッド』など爆裂4号機の悪名めいたものを話題にしていた。が、前述の機種は出玉速度的にはそのミリゴと比較してもさほど劣らないうえに、昔のパチンコには存在しなかった天井救済機能まであるので青天井でもない。

パチスロとパチンコ。どちらかが落ち目のときはもう一方が輝くと昔から言われてるけど、今こそまさにパチンコのターンだと体感した。しかし、その出玉性は苛烈ではあるが、しょせん継続率は81%。19%を引くことで終わってしまうので、くれぐれも毒されてはいけない。

というかそもそも、コロナ禍で釘が渋いんで大負けの可能性の方が高いか!

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